光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 翻りの訴 細腕敵討ち哀歌―吟味方与力 望月城之進〈2〉

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翻りの訴 細腕敵討ち哀歌―吟味方与力 望月城之進〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334791216
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

南町奉行・吟味方与力の望月城之進は、つねに弱き者のために、誠を貫く!著者渾身の新シリーズ第二弾!

内容説明

骨董屋『清和堂』の主人・七兵衛が殺され、下手人として七兵衛の後添い・おそのが捕われる。吟味の場でおそのは「七兵衛は夫増吉の仇でございました」と訴える。なにゆえ“亡くなった前夫の仇”なのか?城之進は増吉死亡のいきさつを調べ始める。一方、二度目の吟味で、おそのは一転、下手人はほかにいて自分は無実だと言い出すが…。新シリーズ第2弾。文庫書下ろし長編時代小説。

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京生まれ。’83年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。’88年『絆』で日本推理作家協会賞、’90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

74
吟味方与力 望月城之進「翻りの訴」2巻。1巻は既に落着した事件の犯行は認めるが、今回の殺しの罪は認めないとの裁きでしたが。今回は後添えに入った骨董屋のおそのが主人を殺害したと自白し捕らわれるが、おそのの自白が二転三転し最後は、とんでもない人物が犯人に・・・・ビックリでした。 2021/10/07

藤よい

4
シリーズ2作目。骨董屋が殺され、後添いのおそのが自白し捕らわれる。望月が吟味に入るが、おそのの発言は二転三転し、望月が謎を解いていく話。犯人は誰なのか気になり、最後まで面白く読めました。 2021/07/31

犀門

3
No.051★★★★☆いやぁ、なかなか下手人が特定されずにヤキモキしたけど、お見事な結末。それにしても「奉行所の威信に関わる」だとか抜かして間違った裁きを強行させようとする輩のタチの悪さよ。2021/04/26

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