内容説明
ミツルと匡がモデルをつとめたフォトウエディングのリーフレットが出来上がり、ふたりが結婚したと勘違いする人もちらほら。そんななか、寿家は長兄・将也発案の家族旅行でサクラリゾートへ。屋敷神を信じておらず折り合いの悪い次兄・啓介は乗り気でないようだが…。ミツル、匡、有賀の三角関係に決着!?寿酒店の未来は?絶対に見逃せない第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
57
長男登場。次男の拗らせ具合もミツルの選択肢のない家業引き継ぎも理解できるいいキャラだ。一方次男の見えることへの反発だけでなく酒屋が何一つ努力しなくても繁盛するかのような言い方、次男嫁のこれまでのミツルへの態度も謝れば許されるという雰囲気もひどいなあ、ミツルもパシッと言うべきだけどなんとなく許容してしまうキャラだから仕方ない。有賀の恋が「帰る場所」欲しさというのは切実だけど、ミツルとの関係は匡がいても変化しない気がする。この3人の今後を知りたいけど完結してしまった。2023/08/21
よっしー
22
えぇっと…これは完結?寿家の次男家族ともとりあえずは和解したようで安心です。次男のキャラも中々でしたが、それよりも長男のが良い性格をしていました。有賀社長との一件もなんとか落ち着いたので良かった…のでしょうか。ミツルが鈍感なのもあって、読者としては焦れったいことこの上なかったです。 色々思うところはありますが、面白かったという感想かな。2021/10/16
TAMA
11
終わるのかな?何がどうなっても、誰かが納得しない結果が満載。現実的にはそういうもんだと思うけれど、この世界でこの先どう持っていくのかと思っていたので意外な感じ。酒屋を続ける、屋敷神の希望、社長の献身。それにもましてミツルの自分のなさ。そういうものだと、何かを望んでも聞いてもらえない(親の悲しい顔か静かな説得に何も言えなくなったとおもわれ)ことが続いたか。他人には尽くすのにね。自分の望みをじっくり、自分自身と向き合う展開があるかと思ってた2021/04/23
キキハル
10
帯に堂々の大団円って書いてあるんだけれど、最終巻ということなのかしら。でもあっさりとした終わり方だし。もう少し続きを読みたいんだけどなあ。2020/11/17
チェス
6
最後まで楽しめました。期待通り!2022/01/27