出版社内容情報
確実にファンを摑んで離さない「日暮左近シリーズ」待望の第九弾。
内容説明
薬種問屋『萬宝堂』の若旦那が旗本の娘に恋をした。身分違いの恋に不安を覚えた番頭は、公事宿『巴屋』に依頼を持ち込んできた。出入物吟味人の日暮左近が調べ始めたところ、背後に若旦那を狙った企みが潜んでいた。そして、若旦那が狙われた本当の理由が明らかになったとき、巴屋主の姪おりんが攫われた。左近の無明刀が外道の陰謀を斬る!充実のシリーズ第九弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道生まれ。テレビドラマの脚本家、監督として活躍後、時代小説家としてデビューし、一躍人気作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
102
日暮左近事件帖9作目 2020.09発行。字の大きさは…大。 元秩父忍びで公事宿巴屋の出入物吟味人・日暮左近が、無明刀で悪を成敗する。 薬種問屋・萬宝堂の若旦那・宗助が、旗本・青木精一郎の妹・久実に恋をします。 その恋煩いを治す為に巴屋に依頼がきます。 宗助に、久実の目的を解らせて、目を覚まさせるが、この時に左近に斬られた青木精一郎の仇を討つために久実が六連発のご禁制の銃を入手して……。 このシリーズは、字も大きくて、短編4話で、勧善懲悪で、テンポが速く、左近の強さが光り、毎回読みやすくて楽しみです。2020/10/12
asky0084
1
★★★☆☆2020/10/29
ekoeko
0
9巻4話。。左近の無明刀が悪事を叩き切るのは爽快なのだが今回は出稼ぎ猿若出現。2021/07/01