出版社内容情報
西新宿のホテルで女性の刺殺体が発見された。しかし、彼女はすでに五年前に、西伊豆・堂ケ島の沖合で溺死していた――!?
内容説明
西新宿のホテルで、女性の刺殺体が発見された。免許証から北千住のクラブのママ「中川真由美」と分かる。ところが静岡県警から、中川真由美は五年前に西伊豆の堂ヶ島沖合で溺死しているとの報告が!いったい、どちらが本物なのか?そして、ニセ者の狙いは?十津川は事件の鍵を握る地、金沢へ―。やがて浮上してきたのは、意外な組織の関与だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
19
十津川警部シリーズ。ホテルで刺殺体が発見、しかしその女性は五年前に西伊豆で溺死していると分かり…。欲しかったのは別の本だったが「西村京太郎のタイトルに伊豆が入ってる本」というぼんやりした記憶で本屋で探して間違えて購入(爆 最後の方の展開は荒かったし気になることもあるけど、「同じ名前の女性が亡くなっている、本物はどちら?偽物の目的は?」と追っていく流れは面白かった。2023/09/02
たか
4
すっごく久しぶりに西村京太郎さんの小説読んだ。安定感ある展開。さらっと読めてなかなか楽しめた。2020/10/01