内容説明
児童ポルノサイトの捜査をしていた国枝刑事が何者かにひき殺された。車の所有者である生活安全部長の鹿野は、車は事件前に盗まれアリバイもあると主張。鹿野には児童性愛趣味の噂が尽きないのだが―。警視庁監察係の本郷と仲間たちは、国枝の部下らとともに、上級官僚が握り潰そうとするおぞましい秘密に迫ってゆく。警察内部の巨悪を討つ、好評シリーズ第四弾!
著者等紹介
笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。2000年、『ビッグブラザーを撃て!』(『暗号―Back‐Door』改題)にて作家デビュー。’01年には『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞した。’03年の『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょう
4
新年早々、これ、なんか読んだことがある、と思いつつ内容を忘れてる本を山の温泉にもってきてしまいーだから他の本がなくー読んでしまいました。ちゃんと、怒りも感じて、著者の告発の気持ちも改めて感じたから、よしとしよう。現実はもっと、隠蔽体質なんだろうな、残念なことに。2021/01/01
忍者千乗りの門戸開放
2
警視庁監察官シリーズ。 警視庁幹部の犯罪を暴き立てる監察官達。 読んでいて違和感多いんですよね。 あんなに機密情報をペラペラと居酒屋や喫茶店で話す? 民間の探偵会社に捜査情報あんなに漏らす? 監察官ではない一刑事に、弔い合戦だからとはいえあんなに情報漏らして捜査の方向性決める? ツッコミどころ満載ですが、警察の腐った部分とそれを克服しようと自助努力している部分が垣間見えてなかなか楽しく読めました。 ありがとうございました!2021/03/20
gauti
1
検察の新しい切口。76点。2023/09/20
Yuichi Fukumoto
1
久しぶりに本格的な警察小説を読みました。大作です。★★☆2020/10/03
マルス
0
<オビのコピー>児童ポルノサイトの裏に潜む巨悪を討て!!警察の中の警察が挑むシリーズ最強の敵とは!?圧力に屈さず正義を貫く男たちが熱い。2022/05/30