内容説明
痛快!なゴールを目指し、狭くて険しい道を抜け出せ!人気ミステリー作家競演豪華アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
93
表題の割にはそんなに怖い話というものがあまりなく、どちらかというと若い人向きの作品が多い気がしました。有栖川さんの作品などは「アリス」の物語を変えた感じです。わたしがいいと感じた作品は恩田陸さんと北村薫さんの作品でした。とくに恩田さんの作品は歴史との絡みがあったりで興味深く感じました。2022/10/19
drago @地震対応中。
23
有名作家も多く、期待して読み始めたが「題名に偽りあり」。8つの短編には、一つも「殺意」が登場しなかった。 ◆中でも、有栖川有栖、恩田陸は読む価値なし。 ◆伊坂幸太郎、石持浅海、乾ルカはまずまず。 ◆マイベストは、北村薫『幻の追伸』。今は亡き著名作家同士の書簡に隠された秘密を、出版社の若い女性編集者とその父親が解き明かす。 ◆各作家が自薦した短編集との触れ込みだが、全体的にパッとしない作品が多かった。期待外れ。 ◆加えて、311頁の文庫本が千円超えとは、いかがなものか。 ☆☆2020/09/20
nao.
6
日常のミステリーアンソロジー。殺意どころかミステリーかも怪しい。日本推理作家協会に属する作家のアンソロジーということらしい。なるほど。気に入ったのはふたつ。伊坂幸太郎さんの「ルックスライク」は「アンネクライネナハトムジーク」から。2015年に読んでいるが失念、あらためて面白かった。北村薫さんの「幻の追伸」は「中野のお父さん」から。こちらは未読なので是非読もうと思う。お父さんが素敵に可愛い。2021/02/21
カワセミ440
3
ミステリーアンソロジーって知らない作家さんや知ってても読んだことのない短編が入っていたりするから、図書館で見かけたら読んでみるようにしています。北村薫さんの『幻の追伸』は単行本で読んでたな、殺意は無かったけど??でも面白かった!伊坂幸太郎さんの『ルックスライク』もどこかで読んでるなあ。恩田陸さんは短編での捻り具合も良いね!!2023/07/02
八角屋
3
中野のお父さん、出てきた~♪こんな謎、すっと分かる人いるかよーとツッコミつつ、お父さんに感心。いい家庭だねぇ。2020/12/20
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