光文社文庫<br> ちびねこ亭の思い出ごはん―黒猫と初恋サンドイッチ

個数:
電子版価格
¥660
  • 電子版あり

光文社文庫
ちびねこ亭の思い出ごはん―黒猫と初恋サンドイッチ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年09月25日 11時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334790059
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

朝食だけを出す港町の食堂「うみねこ」。そこで提供されるのはごく普通の家庭料理だが、「死者を弔う料理」として知られていた……。

内容説明

新進俳優として注目されていた兄が、自分をかばい交通事故で亡くなった。やり場のない悲しみと後悔を抱える琴子は、死者に再会できるという千葉の内房にある食堂へと向かう。その店で故人との思い出の料理を食べると、ありえない現象が起こるというのだ。半信半疑で訪れた彼女を包んだ温かな奇跡とは?感動の涙をおさえきれない切なくて優しい連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

225
可愛らしい表紙のねこねこ本かなと手にしましたが、おじさんは歳をとり過ぎた様です( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)No〜。優しい文体、悪い人は出てこないお話ですので、感受性豊かな若い方々にお薦めかなぁと、思いました。出身地なんですね。千葉愛にも溢れていました。出て来たお料理の簡単再現レシピも好いですね〜。ピーナッツ🥜。2022/12/25

ふじさん

105
初読みの作家。「ちびねこ亭 思い出ごはん作ります。」の看板のある食堂が舞台の作品。この店で故人の思い出の料理を食べると、死者の声が聞こえ、目の前に現れるという店。妹を助けようとして交通事故で亡くなった兄との再会を願って噂の店に行き、奇跡の再会を果たす。塾で知り合い自分の本当の気持ちを伝えられず別れた男の子が女の子の死後に知った思いもよらない真実の話、老夫婦の甘く切なく優しさ溢れた逸話、最後にはちびねこ亭の息子と母親の再会の心温まる話等。よくある設定の話だが、それぞれの短編は、感動的で切なく優しい。 2022/05/05

美登利

103
初読み作家さんです。自粛で図書館は閉館中だけど市内の書店は開店しているので覗いたら、我が市が舞台とポップがあり即買いしました。タイトルと絵から受けるイメージで読む前から好印象でした。うむうむ、この辺の事だねと思いながら読みましたが君津市は実際は海に面してるところはほぼ製鉄所です。あ、隣市も混じってるみたいですね。食堂のメニューも市や県の名産を使ってあったりと(レシピ付き)これは市をあげて宣伝せねば!ですね。老夫婦の話はもう鼻の奥がツンとしましたよ。全章なんと言っても猫がいちいち可愛いすぎる、反則(笑)2020/05/23

みかん🍊

100
自分をかばい交通事故で兄が亡くなってしまった琴子は自分の方が死ねば良かったと生きる気力を失っていたが、死者に再会できるという千葉の内房にあるうちびんこ亭の話を聞き訪れる、そこには小さな猫がいる食堂、『ツナグ』の様な話だった、大切な人を失ってしまった人は言いたかった事、聞きたかった事、後悔が残る、そんな後悔を少しは解消出来て前へ進むことが出来るよう手助けしてくれるちびねこ亭、亡くなった人との思い出のメニューが美味しそうで、千葉の食材を使ったレシピで文末に載っていて親切だった。2020/06/11

タイ子

95
千葉の内房にある一軒の食堂。人にも猫にも礼儀正しい青年料理人。ここにくれば亡くなった大切な人と陰膳を共に最後に会える場所。ただし、会える時間は料理が温かいうちだけ、ほんの少しの時間。でも、最後に言えなかった心残りの言葉を話すことで残された者、逝ってしまった人のそれぞれの想いが繋がっていく。ファンタジーなので、あり得ないこととは分かっていても、登場する人たちの未来と過去の物語は現実だからこそ胸が痛くなったり、切なくなったり、でも優しい物語。シリーズ第1弾。この先どんな物語りを紡いでくれるのか次も読もう。2022/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15705194
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品