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出版社内容情報
失敗も含めてが「欲しいもの祭り」の醍醐味。この祭りのプロセスを独特の画風によるイラストと文章でつづる。
内容説明
探した!悩んだ!買った!…失敗した。「欲しいもの祭り」62アイテムの全記録。
目次
ウルトラマンオーブの食玩
キャットフード
自分の本
伊勢玩具・コマ
背の高い本棚
プラスチックチェーン
納豆(タレ・からしなし)
テント
ふかそうち(孵化装置)
少年サンデー〔ほか〕
著者等紹介
吉田戦車[ヨシダセンシャ]
マンガ家。1963年生まれ。岩手県出身。1985年デビュー。1989年より連載を開始した『伝染るんです。』(小学館)で“不条理ギャグ”分野を確立。1991年に同作で第37回文藝春秋漫画賞受賞。2015年手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuko Ohta
21
私は“ら抜き”や“さ入れ”が嫌いなクセして、“ワラける”をよく使うんです。「“ワラける”は日本語としておかしいからやめたほうがいい。“ワラける”を使うのは小薮とアナタぐらい」と飲み仲間のお兄さんから言われました。でも、この本はワラける。挿画もページを増すごとに可笑しくなる。ありますよね、そのときは要ると思って買っちゃったもの。白衣高血圧の私は血圧計を買いましたが、家であっても血圧を測ると思った瞬間に上がるのでほとんど使えず。ジャマやっちゅうの。使わないあれこれを見ていると、人はなぜ学習できないのかと愕然。2021/06/30
shiman
10
初吉田戦車、でその足?で「おかゆネコ」をポチっていた・・・2021/02/15
たっきー
9
買い物エッセイ。少し前に読んだ群ようこさんのエッセイでは買う物を厳選しているのに対し、著者は気持ちの赴くまま買い物している様子。あとがきにもあったが、そのもの自体が欲しいというよりも、買い物すること自体が好きで、また興味があるものが欲しくて店を何軒も探しまくるというプロセスが好きという方。なので、買ってしまってからほとんど使ってないことも多々。おもちゃ、食品、調理器具、雑貨等。2021/04/21
スプリント
8
夫婦であっけらかんとしていて読んでいて楽しい。2023/12/28
ひやしなむる
7
ひさびさに読んだ、吉田戦車のエッセイ。やっぱ面白い!好き!と再確認。とても心地よく、永遠に読んでいられる。大人になってからも食玩を買ってるあたり、希望をもらった気がする。「あ、大人でも食玩買っていいんだ!」みたいな(笑) 私もいいと思うもの、心がときめくものを吟味して買っていこうと思う。2022/05/06