光文社知恵の森文庫<br> 「生きづらい日本人」を捨てる (新版)

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光文社知恵の森文庫
「生きづらい日本人」を捨てる (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787745
  • NDC分類 334.51
  • Cコード C0136

内容説明

カンボジアで夢のゲストハウスを経営する男性、タイ通いで自殺願望が消えた女性、詐欺被害を乗り越えバンコクで弁当屋を営む男性、ベトナム女性と結婚し妻の親族の家を転々とする中年男性…。旅をすることで救われ、やっと心が自由になった。自分を認めてくれない日本と、優しく受け入れてくれるアジアを往来する人々の心温まる人生。

目次

第1話 外こもり タイ・バンコク
第2話 儲け カンボジア・シェムリアップ
第3話 夢追い人 香港、タイ・バンコク
第4話 心の闇 タイ・バンコク
第5話 梁山泊 タイ・バンコク
第6話 詐欺 カンボジア・コンポンチャム
第7話 結婚 ベトナム・ホーチミンシティ
第8話 ホームレス タイ・チェンマイ

著者等紹介

下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経て独立。アジアを中心に海外を歩き、『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)で作家デビュー。以降、アジアや沖縄をメインフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている。週末アジア旅、長距離鉄道旅行、旅行指南書など、旅のテーマは多岐にわたる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

piro

26
逃れる様に日本を離れアジアで暮らす人々。彼らについて肯定も否定もせず、淡々と語られる内容はやや物足りなさを感じるものの、興味深いものでした。易きに流れる弱さを抱えた人ばかりですが、日本社会が彼らを受け入れる優しさを喪失してしまった証なのでしょう。「引きこもり」が「外こもり」に形を変えただけでも、彼らに居場所があり、受け入れてくれる人々がいるのならば良いのかもしれません。とは言え厳しい生活を強いられる人も多い様。「タイなら楽に暮らせるだろう」と言う見下した考えを持っていては上手くいかないのでしょうね。2019/09/22

DEE

11
日本が大嫌いと言う人、死に場所を求めてタイを訪れ、そこで活力を取り戻す人、人生は色々だ。 経済成長著しい東南アジアは物価も上がり、ひと昔前のような行けばなんとかなるという場所ではなくなってきた。そのとき外こもりの人たちはどのような選択をするのか、とても興味がある。 ちなみに第一話で登場するフクちゃんとは、とあるイベントで会ったことがある。QRコード入場券のもぎりをしてもらっただけだけど、彼にそんな過去があるとは。人に歴史ありだな。2020/07/29

BKK

10
バンコクが好きな私には、興味深い本でした。 カオサンが、当時 外こもりと言われる日本人が沢山いた事なんて、全く知りませんでした。 バンコクへ降り立つと、独特の空気感、高級店の隣に屋台があったり、日本には無いエネルギッシュな感じが私は好きです。 でも、同時に ゆる〜い感じもある不思議な国。 そんな所に 惹かれるのかな…と。 チェンマイでの、ホームレスの話が一番衝撃的でした。 2019/09/23

kashimacchi

8
バブル前後、カオサンは有名安宿街として多くの日本人旅行者が訪れていた。自分は泊まったことはないが、通りをぷらぷらしお茶を飲んだことを想い出した。この本は所謂「沈没」でなく「外こもり」をテーマにしている。今となってはそんな人もいたんだな、いるんだなという思いだが、タイのゆるやかな時間の流れは確かに心地よい。特に気になったのがチェンマイのホームレスの話。考えさせられた。2020/06/03

エリ本

8
生き方は人それぞれ。最善の方法なんて誰にもわからないのだから、その時その時自分の思う道を選ぶしかない。少なくとも日本で引きこもっているよりかはずっといい。2020/05/19

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