光文社知恵の森文庫
肖像画で読み解くイギリス王室の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334786786
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0122

出版社内容情報

英国王室500年の歴史を、英国人の心を常に惹きつけてきた、歴代国王や女王の肖像画とともにたどる。

内容説明

「地球上で最後に残る国王は、トランプの四人の王様とイギリス国王のみ」と言われる通り、今やヨーロッパで最古の王室となったイギリス王室。弱小国に過ぎなかったイングランドが、大国との長い戦争を経て大英帝国へと成長し、やがて衰退期を迎えるまで。その五百年の歴史を、王室が輩出してきた歴代の「役者たち」の肖像画を読み解きながらたどる。

目次

作者不祥『ヘンリ七世』
マルクス・ヘーラールツ(息子)『女王エリザベス一世』
アントニー・ヴァン・ダイク『チャールズ一世、アンリエッタ・マリアと二人の子ども(チャールズ王子とメアリ王女)』
アントニオ・ダヴィッド『チャールズ・エドワード・ステュアート王子』
アラン・ラムジー『国王ジョージ三世』
ルーク・クレネル『一八一四年六月一八日の晩餐会』
デイヴィッド・ウィルキー『ヴィクトリア女王の最初の枢密顧問会議』
エドウィン・ランシア『オズボーンのヴィクトリア女王』
ルーク・ファイルズ『国王エドワード七世』
ジョン・ラヴェリ『バッキンガム宮殿の国王一家(一九一三年)』
ジェームズ・ガン『ウィンザー・ロイヤル・ロッジでの歓談』
アンドリュー・フェスティング『女王とエディンバラ公の金婚式』

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967年、東京都生まれ。立教大学文学部卒業。英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。東京大学客員助教授、神奈川県立外語短期大学教授などを経て、関東学院大学国際文化学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oldman獺祭魚翁

32
英国王室の歴史を肖像画から解説してくれる本。 余り期待してなかったけれど押さえている部分が、他の本とは異なり、ビクトリア女王以降が結構詳しくて、結構勉強になった本でした。 最後に残る5人の王様の一人といわれる英国王室 中々したたかだねぇ。 他の4人を知りたかったらこっちね→http://www.honzuki.jp/book/253177/review/184648/2017/09/03

giraffer SACHIヽ(*^^*)ノ少しずつですが毎日読んでます!

21
老王位僭称者ジェームズ、若王位僭称者のチャールズの辺り(章)は“前の章から”と、“終わりの章から前へ戻って”、と2回読まないと理解しにくかった(^_^;) 1つの肖像画が描かれた時代の前後、の王にまつわる話が簡単にまとめられている。これをとっかかりにして、イギリスの王,女王の歴史がもう少しわかるようになるといいなあ。王位僭称者の時代を描いた映画はあるのかな⁉︎2016/05/19

しゅん

11
こちらは英国王室史を肖像画と共に紐解いていく。単純に勉強になるが、苦闘の話が多い印象が残る。もっとも繁栄を極めたヴィクトリア女王一世も夫の喪に服して引きこもっていたり、その間に国民から文句言われ続けてたりと、色々ほんと大変そう。2019/04/08

石橋

0
「イギリスの歴史」復習編。ただし知識が増えるほど、イギリス王室名前迷路にはまる。王冠をかけた恋のエドワード八世の正式な名前が「エドワード・アルバート・クリスチャン・ジョージ・アンドリュー・パトリック・デイヴィッド」っていうんだからもう。2021/05/08

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