光文社知恵の森文庫
旅はゲストルーム〈2〉測って描いたホテル探検記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334786366
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0195

内容説明

ホテルは、見知らぬ地で無防備にも裸になる場所。だからこそ設計者もホテリエも、心を砕いて空間を演出する。セレブが集う憧れホテルから海辺のリゾート、さらには旅客船まで。世界の客室に泊まり、実測図を描き続けてきた著者による、ユニークなホテル探検記の続編。デザインの知恵、サービスのお国柄、そして新しい旅の楽しみが発見できる。

目次

耽美総本山―オテル・コスト(フランス/パリ)
セザール・リッツとガウディ―ホテル・リッツ・バルセロナ(現エル・パレス)(スペイン/バルセロナ)
マッジョーレ湖の夢―イル・ソーレ・ディ・ランコ(イタリア/ランコ)
上海のロケット―JWマリオットホテル上海明天広場(中国/上海)
ヘミングウェイと鱒―オスタル・ブルゲーテ(スペイン/ブルゲーテ)
酔拳デザイン―モンドリアンロサンジェルス(アメリカ/ロサンジェルス)ピエモンテのマリオ―ロカンダ・デル・ピローネ(イタリア/アルバ近郊)
淡いコンポーズ・ブルー―フォー・シーズンズ・ホテル・ジョルジュ・サンク(フランス/パリ)
あまやかな香り―ヴィリーノ(ドイツ/リンダウ)
赤いカーペット―錦江飯店(中国/上海)〔ほか〕

著者等紹介

浦一也[ウラカズヤ]
1947年、札幌市生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科卒業。同大学大学院修了。建築家・インテリアデザイナー。’72年、日建設計入社。’94から2012年まで日建スペースデザインでの業務を経て、現在、浦一也デザイン研究室主宰。主な作品にロテル・ド・ロテル、成田全日空ホテル、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、日建設計飯綱山荘、ホテルモリノ新百合丘、京都迎賓館調度備品、茶の卓など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

39
7ヶ月前に前作を読んでいたのに、すっかり忘れていました。字が小さい。しかも横文字。早々に諦めました。妹尾河童さんが描かれていた時代はインターネットが無かったので、個人旅行の時にはホテル予約の参考にもなったのですが、今はネットの写真で見られる時代。見難いのを無理してみるよりネット写真を拡大して見るほうが分かり易いと気付きました。浦さんの文章は面白いので、気持ちにゆとりがある時に読みます。今回はギブアップ。2017/04/20

紫羊

24
欧米のホテルに混じって、中国やスリランカ、ブータンのホテルもいくつか。すごく狭い部屋や、船室、単なるビジネスホテル?様々あったが、私が一番気に入ったのは、シルケン・グランホテル・ハバナ・バルセロナ。しばし現実を離れて世界旅行を楽しんだ。2013/12/14

あじ

23
シリーズ第二弾。今回も世界のホテルを緻密に計測した図解が満載。時事やその土地の歴史、観光情報も得られます。注目すべきは"溶け出すバスルーム"が主力になっていくのではないかと著者が予想していることです。どんなものかと言いますと、壁(区画)が取り払われベッドの横にバスタブが置かれたり、はたまた部屋のど真中にバスタブが堂々と鎮座してしまうのです。これは実際に本書で二件確認しました。シャワーのみも増えているそう。今後はバスルームの配置にも気を配り予約をしないと、連れとまさかの喧嘩別れに発展する恐れあり?!2014/01/08

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

22
文章の量は多くないのに、描かれたホテルの間取り図や風景画なんかをじっくり眺めたくなってしまうので、案外読むのに時間がかかります。ホテルのレターペーパーに描いているってのいうのも、また素敵。一生泊まることはないだろうホテルの間取り図を眺めてうっとり……。マンションや家より生々しさが無いし旅行気分も味わえる。間取りの手帖や、河童が覗いたシリーズが好きな人なら確実にハマると思います。オススメ!2014/11/23

瀧ながれ

17
旅行、それも海外にはあんまり興味がないのですが、こう次から次から部屋が続くと、自分の好みに気付きます。バスルーム大事!でも海外ホテルなので、満足する浴槽は少なくて残念。ベッドルームと筒抜けは論外です!窓からの眺望が魅力だと嬉しい。でも建物が昔のなにかで、ちっさい窓ってのもいいなぁ。入り口からベッドが見えちゃうのは、あんまり好きじゃない。などなど。満喫しました♪2013/12/16

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