光文社知恵の森文庫
新版「知の衰退」からいかに脱出するか?―そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!! (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334785741
  • NDC分類 304
  • Cコード C0136

内容説明

この国をむしばむ「知の衰退」現象を鋭く抉り出し、日本のみならず、中国(『低智商社会』)や台湾(『低IQ時代』)、韓国などでも大反響を呼んだ衝撃のベストセラー。文庫版書下ろし「あれから2年、『知の衰退』は止まったか?」で、大前研一が再度この問題に斬り込み、読者に問う。

目次

第1章 「低IQ社会」の出現
第2章 官製不況の根は「知の衰退」
第3章 1億総「経済音痴」
第4章 政局と「集団知」
第5章 ネット社会と脳
第6章 無欲な若者と学力低下
第7章 「集団IQ」を高める教育改革
第8章 「低IQ社会」で得をしているのは誰か
第9章 勝ち組から学べ
第10章 21世紀の教養
文庫版Extra Chapter あれから2年、「知の衰退」は止まったか?

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年マッキンゼー&カンパニー・インク入社。本社ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任。以後、世界の大企業や国家レベルのアドバイザーとして幅広く活躍する。2005年にビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院大学を設立し、学長に就任。2010年にグローバル経営学科などを加えてBBT大学に改組(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

29
著者が以前から言わんとしていることに変化はない。しかし日本では相変わらず変化がなく衰退への道をたどっている。東南アジアや台湾韓国で変化が起きているのに、日本はなぜ変わらない?一度読んでもモノにできない本が多いのでいい本は何度も読み込み自分のものとしていく。2018/11/19

baboocon

12
500ページ超と文庫本にしては分厚いけれど、読みやすいのと面白いのとで一気に読み終えた。大前研一氏の文章はかなり毒があるけれど、このままじゃダメだ、と奮起させられる。内容は日本人の集団としての知性、集団IQはどんどん低下しており、アメリカはおろか新興諸国にも追いぬかれてそれが日本のグローバル経済での地位低下を招いているというもの。そこから脱出するには、何よりも「自分で考える力」を身につけること。まずは大前氏の言う「英語・IT・ファイナンス」という21世紀の三種の神器を身につけたい。2011/04/24

やえもん

10
考えることが大事である。しかし、考えるためには知識が必要。材料を入れず考えることは不可能。好奇心を小さなうちから養い続けることが大切。そういう人は、たぶん目の輝きが違うと思う。若さの秘訣でもある。2011/05/31

リョウ

6
簡単に何でも調べられる時代に知識ばかり詰め込んでも意味はない。必要なのは考える力である。教養として世界のトップで求められるのは古典的な知識ではなく、社会のために何ができるか、社会の問題にどう考えるか見解を持つことであるというのは意外。日本の狭い中で頑張るつもりになるのではなく、もっと広い視野を持ちアグレッシブになりたい。2013/01/18

あんさん

4
ときどきこういう本を読んで気合いを入れてもらいます。英語やらなきゃ。2015/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2433548
  • ご注意事項

最近チェックした商品