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内容説明
子どもを躾けるという言葉は、ドイツ語にはない。教育とは、本来持っているものを引き出してやる、の意である。子どもの判断を育て、伸ばしてやることで、彼らは日々成長してゆく。その試行錯誤もたいせつなのだ―。日本の教育が陥った学力・教養の低下をいち早く指摘。家庭や社会での具体的なアドバイスを説き、ベストセラーとなった教育論の名著、ついに文庫化。
目次
第1章 家庭でどう躾けるか(子どもは、神から与えられた謎である;集団生活の規律を重んじて、個性の芽をつまない;小さいときから、時間の責任を持たせよう ほか)
第2章 学校でどう導くか(教師の能力によって、子どもの可能性は見いだされる;PTAに父親を参加させよう;他人の子どもを注意できる親になろう ほか)
第3章 社会でどう鍛えるか(無趣味型人間は主役になれない;思いっきり遊ばせると、勉強と遊びのケジメがつく;父親が、まずよく学び、よく遊べ ほか)
著者等紹介
シュペネマン,クラウス[シュペネマン,クラウス][Spennemann,Klaus]
1937年、西ドイツ、ベルリン生まれ。ハイデルベルク大学にて神学、哲学、社会倫理学を学び博士号を取得。日本人女性と結婚し、’70年に来日。同志社大学文学部・神学部教授として社会倫理学などを講義。この間、ドイツ政府から文化功労賞、およびチュービンゲン大学からも博士号授与。現在は同志社大学名誉教授。財団法人日本クリスチャンアカデミー理事長。京都市立下鴨小学校のPTA会長を務めた経験があり、日本の家庭教育・学校教育の問題に直面(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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