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内容説明
古都・奈良。遷都1300年祭のにぎわいを一歩離れれば、ひそやかで奥深い、温かい魅力が顔を出す。世界遺産の穴場スポット、仏像、古墳の散歩道、地元の人御用達のグルメから宿、人とのふれあい―。奈良生まれ、奈良育ちの著者が各地を飛び回り新たに取材。その魅力を存分に紹介する。ひとり旅、思い立ったらぜひ奈良へ。どこまでも広い空が、あなたを待っている。
目次
第1章 奈良っていったいどんなとこ?
第2章 世界遺産を巡ろう
第3章 とっておきの古刹へ
第4章 もいちど来た時の穴場コース
第5章 おひとりごはん・美味しいおみやげ
第6章 奈良ひとり泊まり
第7章 夢のプラン、7泊8日!
著者等紹介
もりきあや[モリキアヤ]
1978年、奈良県生まれ。“奈良の文化が好きで奈良に嫁いだ母”の影響を多分に受けて育つ。奈良市内の幼稚園~高校を経て、奈良女子大学理学部卒業後、地元雑誌の編集者に。その場所や店、料理、モノの向こうにいる“人”を意識することを信条とし、3年の間、企画・取材・執筆・編集に携わる。現在は社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボの研究員として、市民団体の支援や企画提案をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
50
奈良に生まれ育って「友達と草すべりしていた丘が実は古墳だった」ことに気づいた著者が奈良を再発見する旅本。世界遺産登録地など有名どころを押さえながらお気に入りの"穴場"を紹介する旅エッセイで、観光ガイドにも充分使える。"穴場"といえばグルメや土産ものとは、相場どおりで「食べログ」的な価値はあるが、まあグルメ系はそれ以上のものではない(初版から6年たった2016年第2版で閉店情報が掲載されているのは親切だが、その数の多いこと)。むしろ、二上山や大和三山を眺める絶景スポットの紹介は類書になかったのでチェックし↓2017/03/05
ひろ☆
16
年末に滋賀・奈良へ一人旅しようと思い、読む。奈良にうまいものなしというが、、グルメ情報、参考になった。奈良愛にあふれている本。2015/12/21
tsubomi
8
2017.11.25-11.29:これも以前、奈良に行く予定もないのになぜか買っていた一冊。東大寺二月堂からの夕陽、寺域のはずれにある転害門の歴史的価値、奈良まち散策の楽しさ、お勧めの食べ物屋さんやお土産、など奈良の旅を少しディープに楽しみたい人向けに地元に住む著者がわかりやすく紹介したもの。この本に取り上げられていなければ行かなかった場所や入ってみなかったお店も実際にありましたし、少し踏み込んだ自分の体験談も載っているので、参考になりました。通常のガイドブックより少し地元目線なのも新鮮。2017/11/29
double_standard
3
ガイドブックというより、奈良紀行エッセイ。どちらかというと、何度か奈良を訪れている人向けで、初めて奈良に行く人たち(とくに若い女性グループ)向けではない。飛鳥や山辺の道の章が特に面白く、次回の奈良はこのあたりを回ろうかな、という気になった。飲食店の紹介も、私は興味深く読めた。ホント、奈良って食べるところが無い。探せばあるんだなぁ。というか、ここ数年で増えたのかもしれないが。2012/04/14
たか
3
奈良県民です。一人でぶらぶらしようかと思って読んだけど・・・特にひとり旅に特化した内容じゃないと思う。読んでて「ここ行きたいな♪」と強く思うところも無かった。寺社仏閣の紹介や宿や食事処もるるぶみたいな一般的なガイドブックの方が充実してる。文庫サイズなので持ち運びに便利かと思ったのに残念。最後のほうの1週間の旅プランは笑ったけど。イラストは可愛かったからもっと大きなサイズで見たかった。2011/01/17
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