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内容説明
なにがなんでも、きのこが好き!きのこにはまって、いまや「仙人」の愛称で呼ばれる世界的きのこ画家となった著者の明かす、抱腹絶倒の不思議な「きのこワールド」。きのこ採りの悲喜こもごも、常軌を逸するきのこ友だちのエピソード、コワーイきのこ中毒、家できのこを飼う話から、究極のフルコース料理、きのこグッズまでを一冊に網羅。
目次
第1章 きのこってなんだ!
第2章 初めてのきのこ採り
第3章 都会派きのこハンターの孤独
第4章 山できのこを採るのには…
第5章 やっぱりきのこ採りは最高!
第6章 “正しい”きのこ料理
第7章 きのこ中毒のコワーイ話
第8章 きのこを飼う
第9章 きのこグッズはいかが
著者等紹介
小林路子[コバヤシミチコ]
画家。東京生まれ。1986年まで自由美術協会会員。1986年にエッセイ集『キノコの不思議』(光文社)で初めてきのこの挿絵を描いて以来、きのこにとり憑かれ、以降きのこを中心にした創作活動を続けている。これまでに描いたきのこの絵は約800点。繊細さと迫力を合わせ持つその筆致は、菌類画の新しい領域をひらいたものとして評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
31
きのこマニアの画家によるきのこガイド。達人に導かれて山できのこ採りの面白さに目覚め、街の公園や道端でもつい探してしまう著者が可愛い。きのこの絵を描きまくり、きのこ採りの作法に通じ、多彩な料理を味わい、毒キノコの恐怖を語る。ある日突然現れ神様の贈り物みたいだから、見つけた人は「私のきのこ」と感じるのだと言う。冬虫夏草が探せばその辺にあるとは意外。きのこ山はクマも出るしすぐ迷うが、それでも人を夢中にさせる。色や質感の捉え方が画家らしく見事。とにかく文章が愉快で、マニア本の域を超えた良質のエッセイ。2018/09/22
kinkin
6
カエンダケや、他の毒キノコの恐ろしさを知った本。2013/01/17
niz001
4
きのこエッセイ。ちょっとセンスが昭和っぽいけど楽しい。2020/10/06
自由浮遊社
2
面白かった!この人、絵もうまいが(ていうか本職はキノコ専門画家)、文章もなかなかのもの。小学校時代、学研の図鑑を見て育った私には、キノコにもそれなりに思い入れがある。神社の裏に生えていたベニテングタケを見つけて、毎日様子を見に行っていた事など想い出した。キノコって、ただ食べるだけのもの(まあ食べても美味しいけど)じゃないということを知ってほしい。2021/03/09
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