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内容説明
二つ星に格上げされた人気沸騰の女シェフのレストラン、ワインバーで楽しむグラスワインあれこれetc.。パリをこよなく愛する著者が、美味しい味を求めて東奔西走したパリの「レストラン・食べ歩き探訪記」。下町の優しいオジサンからいじわるなギャルソンまで、イラスト入りで綴るパリの人人との触れ合いも読んでいて楽しい一冊。
目次
レストランとビストロの違いって?
今はなき、愛しのジュリアン
ビッグ・ボスとマダム・トウキョウ
市場のビストロへ行こう
フレンチの魚料理を食べるなら
ワイン飲みのビストロ
女には女の、男には男の味がある
話題の女シェフ、星を上げる
美食家御用達のグランド・レストラン
パリの食文化をささえる日本人ふたり〔ほか〕
著者等紹介
こぐれひでこ[コグレヒデコ]
1947年、埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業後、3年間パリに滞在。その後もパリと日本を往復する生活を続ける。帰国後、ファッションハウス「2CV」を設立し、ブランドデザイナーとして活躍。’85年「流行通信」の連載を機に、イラストレーター&エッセイストに転身、食や暮らしに関するイラストレーションと文章に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
313
本書の出版は2006年だから、パリのライヴなグルメ・ガイドブックではない。ただし、食を軸としたエッセイとして、パリの雰囲気は濃厚に伝わってくる。つまり「食べよう」本ではなく、パリを伝える本だ。マグレブのエスニックなクスクスから、トゥール・ダルジャンに集う人々にいたるまで、パリの素顔の側面を実にうまく描いてみせる。それには著者の絵もまた寄与するところが大きいだろう。そして、ここに語られているように、多様性こそがパリの本質であることに気づく。パリを懐かしみ、そして強烈にパリを再訪したくなるなる本だ。2014/04/13
milk tea
19
2006年発行なので、情報としては古いですけど、雰囲気は伝わってきます。 会話、料理、ワインなどに囲まれ、楽しい時間を過ごされてるこぐれさんが目に浮かぶようです。 が、 近田まりこさんの解説にあった外国人カップルに招待してもらって、出てきたものがー。 茹でただけの大量のスパゲティとケチャップような瓶がドーンとテーブルに置かれた。 料理はそれだけ。 こぐれさんも近田さんも目が点になったという。 その瞬間を見てみたかった。 どんな空気が流れたんでしょうか。 (((( ;゚ω゚))))アワワワワ2022/03/11
かんな
1
カフェテラス席がこっ恥ずかしいのは私だけ(ーдー)?「平たい顔族」にお似合いなのは峠の茶屋のテラス席‘団子‘と‘日本茶‘2014/09/28
utataneneko
1
こぐれさんが実際に食べた料理やお店の雰囲気を、イラストを交えて紹介。主観も入っているし、古くなってしまった情報もありそうだけれど、パリの生の雰囲気が伝わってくる。2008/12/13