知恵の森文庫
左右学への招待―世界は「左と右」であふれている

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334783983
  • NDC分類 404
  • Cコード C0140

出版社内容情報

「鏡はなぜ左右反対の見える?」「川の左岸と右岸の決め方は?」
宇宙の謎から日常生活の疑問まで、左右にまつわる不思議を冒険。
〔解説・池内了〕

内容説明

「鏡はなぜ左右反対に見える?」「川の左岸と右岸の決め方は?」「エスカレータでは左右どちらに寄るべき?」「化学調味料のなかの左右って何?」「パピプペポの半濁点(゜)の書き方は?」―大宇宙の謎から日常生活のちょっとした疑問まで、左右にまつわる「不思議の国」を冒険しよう。左右を知れば、世界がわかる、世界がかわる。

目次

第1章 左右でつなぐ「自然・生命・文化」
第2章 世界は左と右であふれている
第3章 毎日の暮らしのなかの左と右
第4章 文字から左と右を考える
第5章 右は左より優るのか
第6章 陰と陽から世界ができている
第7章 左右の発見が毎日の生活を豊かにする

著者等紹介

西山賢一[ニシヤマケンイチ]
1943年、新潟県三条市生まれ。’71年、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。埼玉大学経済学部教授。文系、理系の枠を超えて、文化生態学の視点から社会にアプローチしている。’95年から左右学を提唱し、「おもしろくて役に立つ」ための学問の統合を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫丸

12
結論は出さず、とりあえずの仮説を提出しながら各種事例を検討する楽しい本。ミクロコスモスとしての人間は自然の一員として自然法則に巻き込まれている。文化については、これを自然の反映と見るか、自然からの離陸動因と見るか、まったく逆の解釈が可能だ。いずれにしても分子スケールから宇宙レベルまで貫く非対称性の系列途中に人間のそれもひとつの場所を占めている。といっても難しい話ではない。なにしろ結論は不詳であるから、身の回りの左右問題を不思議に思うだけで面白いのだ。2022/01/30

sun

3
つまらない。文系が理系の事を知ったかぶりして書くとこうなる、という典型。読むべきでない。2015/02/21

桐紫

1
この作者、いいたいことはわかるけど、文章書くのはあまり上手じゃない気がする。雑学的な意味では面白かった。2010/11/03

カネコ

0
2009/11/24

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