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内容説明
全国から集まった高校中退者や不登校生と共に戦う、元不良だった教師の熱き挑戦!家庭崩壊、高校追放、児童相談所から『里親』へ…札付きの不良少年に手を差し伸べてくれたのは、故郷から遠く離れた北海道の小さな私立高校だった。教師として母校に戻り、最初の担任クラスを卒業させるまでの奮闘と、熱き思いのその後。
目次
1章 I was born…
2章 暴走、そして破滅…
3章 暗闇の中で光を求めて
4章 約束の場所
5章 不良少年の夢
6章 母校
7章 初めてのクラス担当
8章 残されたほんの少しの時間
9章 誓い
著者等紹介
義家弘介[ヨシイエヒロユキ]
1971年、長野県生まれ。中学生の頃より「不良」と呼ばれ、進学した高校から退学処分を受ける。家からも絶縁され、児童相談所を経て里親に引き取られる。’88年、北星学園余市高等学校に転入。’90年、明治学院大学法学部入学。卒業後は、大手進学塾に就職。’99年、母校、北星学園余市高等学校に社会科教師として赴任、2005年3月をもって辞め、同年4月、横浜市教育委員会教育委員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
24
文章にまだご自身のことをすべてさらけ出せていないのかな、と感じられた。ただ著者の血のにじむような努力、葛藤は凄いなと思う。2014/10/18
Humbaba
8
人との出会いというのは,人生に大きな影響を与える.信頼を裏切るような相手や,そもそも信頼を築き得ないような人間とばかり出会っていれば,自然と態度も身構えた者となる.その状態では,たとえ素晴らしい人間が現れたとしてもすぐに心を開けるわけではない.2013/03/06
JUN
0
義家弘介さんの半生。家族の愛に見放され、中学の頃にはバリバリのヤンキー。私立北星学園余市高等学校へ編入し、卒業。その後、弁護士を目指して勉強するも交通事故に。高校での恩師、安達先生にも励まされ、結局母校の教師に。その後、横浜市教育委員会へ。余市高校が自分の出身高校と重なり、なかなか楽しく読めた。2012/04/04
Lily Iwasaki
0
古本屋で全部立ち読み2011/12/18