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内容説明
何のために結婚するのですか?どうして家事を面倒だと考えてしまうのですか?きちんと謝ることができる子どもに躾けるには?家族が一緒に食卓を囲まなくてよいのでしょうか?ちょっと厳しいけれど温かい「おばあちゃん」のまなざしで語りかける。時代は変わってもお母さんの役割は変わらない。幸せとは何かがわかる本。
目次
第1章 大切なものを失っていませんか
第2章 家族・家庭のあり方をもう一度考えてみましょう
第3章 何のために結婚するのですか
第4章 人生はすべて整理
第5章 家事嫌いのお母さんへ
第6章 子育てが面倒だと思っているお母さんへ
第7章 夫婦の素敵な年のとり方
第8章 二十一世紀のお母さんたちへ
著者等紹介
町田貞子[マチダテイコ]
1911年(明治44)、東京生まれ。19歳で結婚。以来、家族の健康と幸せを願って、一男四女の五人の子を育てる。心を使い、生活を大切に、をモットーに合理的な家事研究を続ける。「婦人之友」と「友の会」を中心に、講演に執筆にと活躍。1999年1月24日心不全のため永眠
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
40
妻の役割、夫の役割、子の躾けといった、家族の在り方が主婦目線で書かれています。定期的な収入があり、安眠できる場所があることは何にも代えられない幸せだと感じました。つまり、夫は真面目に仕事をし、妻は家族が心から寛げる場所を創る考えです。日本じゅうの家族に警鐘を鳴らしているような気がしました。今となっては古い考え、旧態依然とした考えと言われそうですが、女性活躍社会、一億総活躍の今だからこそ読んでおきたい本だと思いました。2021/11/27
kayon
9
夫婦になること。家族をつくり、家庭を築くこと。生き方のヒントがあります。きっと読むときによって書き留めておきたい言葉は変わるはず。定期的に読み返したい一冊です。今回、私に響いた内容①夫婦は互いに育て合う関係であり、絆を育むために互いに隠し事は何もないようにする。子どもに対しても同様に、良いことも悪いことも共有する。②親は(大人は)子どもの手本である。③母親が整理上手であると、子どもの頭の整理につながる。④「今日が一番若い日」だからできることは今日やってしまう。2016/10/21
こーた
2
「今日がいちばん若い日」、「親しき中にも礼儀あり」 生きるために大切なことが書いてある本。男性でも心に響きました。2021/10/03
にゃん
2
命は時間。時間の使い方は命の使い方、の言葉に触れたのは町田さんの講演会でした。ありがとうございます。2020/11/21
Ponyo
2
町田さんのような女性、母親はいいなと、単純に感心したり、反省したり。2011/11/14