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内容説明
演奏のよしあしは顔で決まる!名演奏家は人生の達人、会話の達人。女性音楽家はみんないい女…。「インタビューは疑似恋愛」と思い定めた著者が、クラシック音楽界の巨匠=マエストロたちの本音に迫る!リッカルド・ムーティ、クラウディオ・アバド、ホセ・カレーラス、小沢征爾…。舞台を降りた彼らの素顔、人生哲学とは。
目次
第1章 大スターの意外な素顔(リッカルド・ムーティ;小沢征爾 ほか)
第2章 演奏のよしあしは、顔で決まる!(プラシド・ドミンゴ;クラウディオ・アバド ほか)
第3章 名演奏家は人生の達人、会話の達人(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ;ユーディ・メニューイン ほか)
第4章 女性音楽家はみんないい女(マルタ・アルゲリッチ;ジェシー・ノーマン ほか)
番外編(ウラディーミル・ホロヴィッツ;カルロス・クライバー ほか)
著者等紹介
石戸谷結子[イシトヤユイコ]
青森県生まれ。早稲田大学卒業。「音楽の友」編集部を経て、1985年からフリーランスの音楽ジャーナリスト。「音楽の友」「モストリークラシック」「グランド・オペラ」「月刊ピアノ」「ミセス」「和楽」「東京新聞」などに執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
2
1994年刊。かなり昔の本だから、かなり昔からのクラシックファンにはめちゃめちゃ面白いです。取り上げられている音楽家は当時50歳ぐらいの人が多くて、小沢征爾さんなんか青年みたいだし内田光子さんは当時、今のあたしよりずっと若い40歳、昔はオバサンのイメージだったのになんだか可愛くさえ見えます。そしてみなさん震えるような巨匠ばかり、よくインタビューできたなという驚きと、あたしの音楽の偏りにはっきりと気づかされました。声楽は若いころ避けて通ってたので知らない人が多く、きっとスゴイ巨匠であろうに昔の自分が残念。2017/04/25
うな坊
1
再読。みなさん、お若い。2013/11/05
うな坊
0
魅力的な人が次々に登場する。シノーポリの「人生は短いということを、自分でしっかり認識しているからですよ」の発言にはしんみりしてしまう。/サービス精神があるロストロポービッチ、ヨーヨー・マなどは読んでいて楽しいが、インタビューが好きではなさそうな音楽家はハラハラしてしまう。/なお、インタビューの質問項目にはどうかと思われるものも少なくない。「プロにそんなこと訊くか」と感じる部分がある。2011/10/18