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内容説明
「メシが食える」とは、お金に恵まれるだけでなく、充実した人生を送れること。そのための金銭感覚の養い方から世渡りの知恵を、わかりやすく説き明かす。
目次
私の経済学はポケットの一万円から出発する
財布の中のお金がどうなるかは、扱う人の態度次第
貯蓄の習慣を身につけることが金銭感覚を養う第一歩
好きな仕事と結婚相手選びが、あなたの金運を決定する
お金を増やすには知恵と勇気が必要
利殖の道を選ぶなら株式投資から出発
不動産を買えば金持ちに一歩近づく
海外投資はシロウトの方がチャンスをつかめる
愚者は大富豪を夢見、賢者は中金持ちをめざす
独立・自営が中金持ちへの早道
サラリーマン生活を支えるものは、お金より生き甲斐
お金の使い方は未開拓の分野
欲張らなければ上手に年がとれる
著者等紹介
邱永漢[キュウエイカン]
1924年、台湾・台南市に生まれる。’45年、東京大学経済学部卒業。’55年、小説『香港』で第34回直木賞を受賞。以来、作家、経済評論家、経営コンサルタントとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miyatatsu
6
実際に知っておいた方がよい知識をたくさん紹介しています。一読してみるといいかもしれません。2017/03/21
patosan
4
故人「邱永漢」がお金に関する哲学を説く。本書を読むと、お金儲けの神様と呼ばれていた所以が分かる。お金について学ぶことは大切であると再認識した。ライフプランを立てる時に有益な本であった。2014/02/28
sab
2
• 株価の将来を決めるのは波の高低ではなくて潮の流れ。これからの潮の流れを見極める力が必要 • 借金をするための条件は①銀行金利の払えない借金はしない②不動産は人口のしゅうちゅうする都会地か通勤可能な郊外に限定し、別荘地やレジャー産業への投資はしない③細分して区分所有が可能なプロジェクトに投資することで大きすぎて処分に困るタマは持たない • リスクを恐れることはない。それよりも、チャンスがあるかどうかが問題。チャンスは成熟した社会よりも、未開拓の状態の時の方がずっと多い 2024/08/08
タヌキバヤシ
1
本として面白い。おすすめ。2008/08/08
じんけん
0
お金を中心に、人生の指針を多方面から学ぶことが出来る本。配偶者の選び方、子育てなんかも記述がある。何度も読み直す価値がある。私が大変興味をもった言葉は以下の二つ。 「定年を40歳にして、その後の人生は自分で決める。」 「サラリーマンをやっていたのでは中金持ちになることは難しい。」 オススメ!2017/05/25