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内容説明
人はいかにすれば日々の不安や悩みを乗り越え、輝いて生きることができるのか…。芭蕉、蕪村はもとより紫式部から夏目雅子まで、古今の名句秀吟を鑑賞しながら、いのちの営みの深遠を探る。「卓越した文学者にして宗教家」と「博学の妖精」(相互人物評/「はじめに」と「あとがき」より)とが奏でる生への賛歌。病んだ魂を癒してくれる新形式の詞華集。
目次
いのち(生命の火;情熱 ほか)
旅と人生(旅;橋 ほか)
日常(日記;料理 ほか)
生あるもの(声;動物 ほか)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。’57年、『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞を受賞。’60年、『田村俊子』で田村俊子賞、’63年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年、平泉中尊寺で得度。’92年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年、『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。’97年、文化功労者
斎藤慎爾[サイトウシンジ]
1939年、京城生まれ。俳人。深夜叢書社代表。朝日文庫『現代俳句の世界』、アサヒグラフ増刊「俳句の時代」などを編集し、近年の俳句ブームの火付け役となる
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