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内容説明
「ウツ」の正体は「不安な心を不安に思う心」、すなわち過剰な「自分へのこだわり」にある。この病は薬や精神療法では治らない。そこで力強い味方が仏教の修行書『摩訶止観』。こだわりを捨てるための究極のマニュアルだ。「不安と仲良くしよう」「生きるまねをしてみよう」など、ユニークなウツ脱却法を多くの実例を挙げながら、わかりやすく説く。
目次
プロローグ 私と一緒に、不安やウツから脱出しましょう
第1章 自分以外のことに関心を向ける―起慈悲心
第2章 不安と喧嘩しない―巧安止観
第3章 世間の常識にこだわらない―破法遍
第4章 八方ふさがりのときは「生きるまね」をしてみる―識通塞
第5章 生きるリズムをつくる―道品調適
第6章 身近なことから「生きている実感」を取り戻す―対治助開
第7章 「治った」と思ったときは、まだ治っていない―知次位
第8章 ときには逃げ、ときには耐え忍ぶ―能安忍
第9章 「こだわりを捨てる」ことを捨てる―無法愛
著者等紹介
小林信源[コバヤシシンゲン]
1945年生まれ(本名・正信)。福岡県博多で育つ。12歳のとき、博多・光薫寺で出家、得道。’64年、福岡県立福岡高校卒業。’65年、慶応義塾大学法学部法律学科入学。東京・乗泉寺に止宿、修行しつつ通学。’69年、慶応義塾大学法学部法律学科卒業、同大学文学部哲学科に編入学。石津照璽教授に師事してウツや神経症を摩訶止観から研究。’78年、鳥栖・光道寺で住職として修行。’83年、光薫寺で住職として修行、今日に至る
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感想・レビュー
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