知恵の森文庫 ハリウッド大作映画の作り方

ハイパープレス【編】

光文社（2001/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 267p／高さ 15cm
• 商品コード 9784334781071
• NDC分類 778.4
• Cコード C0195

内容説明

「映画のエンドロールに流れる、様々な役割の人たちは一体どういう仕事をしているの？」「１作の失敗で会社がつぶれるって本当？」「幻の監督、アラン・スミシーって誰？」脚本選び、資金調達から、スニーク・プリビュー、最新ＣＧ事情まで。ハリウッドの現場を追い、大作映画が作られる仕組みを徹底解剖！映画ファン垂涎の一冊。

目次

序章　ハリウッド映画の基礎知識（かくしてハリウッドは“映画の都”となった；ハリウッド映画製作のスタンダードとは）
第１章　クランクインに向けて（磨けば光る“映画の原石”の探し方；使い捨ても当たり前？脚本家はツライよ　ほか）
第２章　ただいま撮影中！（撮影の行方を左右するプレ・プロダクション；ロケの経費だけで邦画の製作費数本分って本当？　ほか）
第３章　完成へのラストスパート（フィルムに魂が吹き込まれ「映画」になるまで；大赤字も覚悟の上！？悲喜こもごものラッシュ会場　ほか）
第４章　そして観客のもとへ（観客のアンケートですべてが決まる覆面試写会；マスコミへのアピールで話題独占を狙うテクニック　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kinkin]

ハリウッドで作られる大作映画がどのようにして作られていくのか、また映画に携わる人たちの役割などが書かれている。洋画のエンドロールというのはやたらと長く、なにをする人たちかほとんど分からなかったがこの本でその一部がわかった。プロデューサーといっても一人ではなく、カメラマンといってもオペレーターやアシスタントもすべて分業。細かく細分化された仕事がまとまって映画ができていくのは、不思議といえば不思議。日本の映画作りとはまったく違うようだ。

2015/07/07