出版社内容情報
敏腕CFディレクター・流葉爽太郎、沖縄へ!カジノ誘致に暗躍する男たちとの戦いの行方は!?ロングセラーシリーズ最新作!
内容説明
ここは葉山の海が見渡せる楽器店。店主の牧野哲也は十代でデビューして注目を浴びたギタリストだが、活動を中断し充電中。目が不自由な従妹の涼夏を引き取り、気ままな二人暮らしを送っている。店に持ち込まれる中古ギターが運んでくる音楽を愛する人々の熱い想い。それがいつしか哲也の心の奥に火をつけてゆく―。湘南の海風のように爽やかな青春音楽小説。
著者等紹介
喜多嶋隆[キタジマタカシ]
明治大学卒業。コピー・ライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞してデビュー。センス光る文体とスピード感あるストーリー運びで、独特の「喜多嶋ワールド」を生み出し、多くの熱烈なファンを獲得している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わいほす(noririn_papa)
5
シリーズものの第1作。葉山でギター店を営む青年とそこを訪れるさまざまな客との交流を描く青春ストーリーというとトレンディドラマ(もはや死語?)ふうではあるが、もう少しギターに偏っている。つまり音楽好きではなく音楽がないと生きていけない人たちの物語。各章が短い上に段落も♪で短く区切られていてテンポがよく読みやすい。ただその分、話が浅くなってしまい、ギター描写はマニアックであるが、人間描写が薄く感じてしまう。音楽ゆえにリズムとビート重視ということか。続編のタイトルはB♭で、どうしようか、B♭苦手だし(笑)。2022/04/17
ヨー
4
凄くよかった!2023/07/10
fengui
4
舞台は湘南にある楽器店。 主人公にもなんかワケありそうな感じ。 サクサク読めました。2022/06/11
如月小町
4
初読みの作家さん。ギターに詳しくない私でも面白く読めました。葉山で父が遺した楽器店を営む主人公と極度の弱視の従妹。設定が魅力的で、盗難品を持ち込んだ男とのこれからとか、まだまだミステリアスな部分もある。とりあえず続編も読んでみよう。2021/03/18
逍遥遊
3
06-3-20230322 うん。いいね。これ続くのかな?エレキギターをカスタマイズするっていうのも面白い。今回の登場人物のその後が知りたいですね。2023/03/22