光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 忠義の果て―蛇足屋勢四郎〈2〉

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忠義の果て―蛇足屋勢四郎〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334778996
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

困りごとを解決する「蛇足屋」松波勢四郎は岡場所を荒らす牢人を追い払う仕事を頼まれている。その仕事が片付かないうちに、新たに持ち込まれたのは、脱藩の罪で追われる藩士を捜すという一件。幼馴染みの与力・内藤藤十郎の力も借りて、源次と奔走する。この二件、元は一つであることが分かったが、勢四郎に恨みを持つ一刀流の手練、赤井が立ちはだかる…。

著者等紹介

中村朋臣[ナカムラトモオミ]
1973年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。2006年「北天双星」で第12回歴史群像大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Steppenwolf

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G蛇足屋松波勢四郎の活躍を描くシリーズ二作目である。岡場所の仕事を引き受けている中千葉の小藩藩士から人探しの依頼を受ける。人探しとは勘定方の友人が大金を盗んで脱藩したというものでとてもそんなことをしない人物ということである。この二件は一つの事件であることに気づく。そんな中悪役側にはかつての因縁のある剣客が片手で操る剣技を身に着け再び相見え松波は大苦戦。謎の箒屋から情報を得て小藩では悪事が国家老のもと行われている事実が発覚。そして最後は必殺仕事人のように終わるが少々安易なエンディングに思えた。2019/08/17

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