内容説明
赤羽をこよなく愛する黒瀬大翔は、向かいのチーズケーキ店の美人オーナーパティシエ・三条歩花に頼まれ、本格的にバイトに入るようになった。ある時「赤いジャムはつけないで」と謎の言葉を言い残したお客が翌日も来店、再度パンケーキを食べたいと言い出すのだが…。歩花さんの気まぐれは相変わらず、大翔の淡い恋心も膨らんだり萎んだりで目が離せない!
著者等紹介
文月向日葵[フミツキヒマワリ]
エブリスタにて作品を発表。『バネジョのお嬢様が焼くパンケーキは謎の香り』でデビュー。兵庫県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なな
13
シリーズ2巻目。ケーキ屋店主の歩花が相変わらず無愛想なのは残念です。客相手でも不機嫌な態度で接する姿は不快に感じ、読むのを途中で断念しようかと思いました。読み進むにつれ、パンケーキ作りに奮闘する真摯な様子が見られ、笑顔も増えてきたので、読む気力を持ち直しました。バイトの大翔が歩花のどこに惹かれたのかと思うほど、歩花の魅力がまだわかりません。続編は歩花目線で書いてほしいです。2019/08/15
しぇん
13
一巻より二人の仲は近付いた感はあるし、其々ライバル登場ぽい空気感なのでつづくのですかね?ケーキも詳しく解説されてますが、お酒にあいそうな郷土料理の方につい興味が……。「やたら」という漬物食べてみたい。2019/07/28
sugar&salt
2
前作よりは歩花さんが若干穏やかになった気がするし、マドレーヌ風パンケーキも美味しそう。ただ、風邪の人の差し入れにタマゴサンドは…ちょっと違う気がww2019/09/25