内容説明
婚期を過ぎて母とつましく暮らす市子のもとに、二十五年前に音信を絶った徒兄の圭吉が訪ねて来た。市子に昔の記憶はないが、目の前の中年男は優しく魅力的だった。ほどなく二人は一つ屋根の下で暮らし、結ばれるが、日を追って男の正体が明らかに―。巧みなプロットで読む者を引き込む表題作など、女性ならではの繊細な心理描写が光るサスペンス推理八編を収録!
著者等紹介
新章文子[シンショウフミコ]
1922年京都生まれ。府立第一高女卒業後、’39年宝塚音楽舞踊学校に入学。同期に淡島千景、久慈あさみがいる。’43年に歌劇団を辞め、京都市役所に勤務。その頃から短歌や童話の執筆を始め、’48年童話集『こりすちゃんとあかいてぶくろ』を上梓。’59年には初めての長編ミステリー『危険な関係』で江戸川乱歩賞を受賞。2015年10月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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