出版社内容情報
貴水玲[タカミ レイ]
著・文・その他
内容説明
休日にめぐると三人で出かけるほど、彼方との距離を縮めつつある梓咲。平穏な毎日を送っていたが、あるとき園長のあけ美が倒れてしまい、園長代理を務めることに。そんな中、弟の翔が英語レッスンの講師としてきらら保育ルームにやって来て―!?一方、ドジな後輩・くるみと彼方が接近している節があり、梓咲に落ち着かない気持ちが芽生える…。
著者等紹介
貴水玲[タカミレイ]
群馬県出身、1981年生まれ。2014年『妖精童話―聖約の乙女は恋の扉を開く』(ネオスブックスブロッサムサイド)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えりこんぐ
53
シリーズ2冊目。梓咲の生真面目さがだんだんとクセになるw あけ美先生不在のなか、園長代理として奮闘するも、子供も先生も増えてトラブルも倍に。今回もめぐるに泣かされた。そして本音を伝える時だけ男っぽくなる彼方。この親子のイケメン度はなんなのか。別れた奥さんおかしいだろ!【積読70】2021/05/22
ぶんこ
36
園長の腰痛が悪化して手術となり、梓咲は園長代理として頑張り過ぎてダウン。空回りする時って、なぜか全部が外れてしまう。息抜きができない真面目人間だけに心配でしたが、海外を放浪していた弟が帰ってきて、姉弟の仲の良さ、思いやる姿に少し安心。梓咲にも、心が開きっぱなしになれる身内がいたことが嬉しい。前の職場で虐められていたくるみが、馴染めずに小さくなっていく姿は読んでいても辛い。枕投げ合宿は凄いアイデア。溜め込んだストレス発散にいいですね。くるみも少しずつ受け入れられてきたし、彼方と梓咲もいい感じ。次巻が楽しみ。2021/08/04
はるき
30
社内保育士というありそうでなかった設定を、お仕事小説かつ、じれったいラブコメに昇華したシリーズ第二弾。凄くいい感じに終わっていますが、凄く好きなので続編希望。2019/03/03
荒川叶
14
安定のテンポ。保育の難しさを感じました。 知識だけでは難しい、予定どうりにはならない… 課題だらけの日々。 枕投げは楽しそうでした。2019/02/02
綾乃
11
園長の明美が倒れ、代理となった梓咲は色々な事を抱え込む癖に加え、専務ゆりこから幼児教育のレベルアップの教材や研修が求められもはやパンク寸前。 さらにドジな新人保育士くるみが入り、保育士の負担、園児たちや保護者からの不満、全てが空回りしてしまう。 彼方や他の人に諭され、人を頼ることに改めて気づいた梓咲は、合宿と称し大人だけのパジャマパーティーと枕投げで、日ごろの鬱憤を晴らす機会を作り親睦を深めることに成功。 そして待ちに待った納涼祭、色々なハプニングはあったもののくるみも戻り、彼方との恋も進展して良かった。2020/09/29
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