出版社内容情報
折原一[オリハラ イチ]
著・文・その他
内容説明
埼玉県のとある地域で、女性が次々と猿に襲われる事件が発生。捕獲に出撃して疲弊する黒星警部のもとに、不可解な密室事件が飛び込んできた―。(表題作)豪邸、旧本陣の離れ家からゴーストマンションまで、数々の「密室」で起こる事件に、推理小説マニアの“迷警部”黒星が挑む!古今東西のミステリーに詳しい著者ならではの傑作が、加筆修正のうえ新装版で登場。
著者等紹介
折原一[オリハライチ]
1951年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒。’88年、『五つの棺』でデビュー。同年、『倒錯のロンド』で江戸川乱歩賞候補に。’95年、『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
達ちゃん
35
シリーズ5作目。何にも考えずに気楽な気持ちで読むとベストです。2019/10/02
かめりあうさぎ
26
黒星警部シリーズ第五弾。7話収録の短編集。基本的に有名なミステリのパロディのユーモアミステリという感じです。モトネタ知ってる方がくすりとできるかもですが、知らなくても楽しめるのでは。内容は密室事件ばかりを扱います。そして黒星警部は気絶ばかりしています。個人的には虹子さんが出てきてうれしかったかな。このシリーズが既に好きな人向けかなーと思いました。2019/01/17
coco夏ko10角
22
黒星警部シリーズ第5弾、今回は短編集。『本陣殺人計画』関係者が本陣殺人事件好きが故に起こったドタバタ、面白い。『交換密室』ドラマ化したのはこれ。『邪な館、1/3の密室』シリーズやノリに合ったトリックで結構好き。2019/12/28
シアン
9
黒星警部シリーズ第5弾。7編からなる短編集。短編が、ちょうどいいかも。ちょっと捻りもあって、なかなか面白い。まあトリックはややアクロバティックなところもあるけど。2019/02/21