出版社内容情報
坂岡真[サカオカ シン]
著・文・その他
内容説明
幕閣の重鎮、御小姓組番頭の橘右近が死した。橘から「裏御用」を命じられ、数多の奸臣を成敗してきた将軍の毒味役、御膳奉行の矢背蔵人介はその死を引きずっていたが、突然、何者かから「密命」が下った。蔵人介の周囲には次々と異変が起こる。はたして密命を命じてきた人物は味方なのか、それても敵なのか。鬼役シリーズ、新たな幕開けとなる第二十四弾。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
95
鬼役「白刃」24巻。橘右近が亡くなり、蔵人介に異変が次々に起こるが、次なる密命者は次回に持ち越しのようですね2018/07/26
真理そら
27
橘様の後任と蔵人介の疑心暗鬼的な接触とそれ以外の敵との接触が入り混じって緊張感漂う巻だった。今回は矢背家があまり登場しなくて少しさびしかったかな。2019/04/05
ベルるるる
25
悲壮感漂う蔵人介だった。「白刃踏むべし」自らを鼓舞する蔵人介。危機につぐ危機。新しく命を下す人物が登場。24巻目だけど、停滞感など全く感じさせず、本当に読み応えがあった。2018/10/15
さく
20
新たな密命を受ける。真の信頼を互いに思いあうには時間が必要だが、悪は生まれ続ける。戦いに終わりがない。蔵人介と串部は、少しの安らぎと、正義の心で、信じた道を突き進んでいく。江戸の世は、出世のため、御家のため、闇を作り出す。2021/11/06
ぶんぶん
17
【図書館】鬼役シリーズ、第24巻。 橘右近が死んで密命も終わるかと思いきや・・・新たな密命が下る。 果たして誰が、そしてそれは信じられるものなのか。 ようやく明らかになる密命の使者、密命とは別に友の死に義憤を晴らす。 鬼役シリーズ、益々眼が離せないようです。 「痩せ男」の正体は未だ判らず・・・どうどうたらりたらりら、たらりあがりららりどう・・・怪しげな寿詞が流れる。2018/07/14