出版社内容情報
アミの会(仮)[アミノカイ カッコカリ]
著・文・その他
内容説明
アミの会(仮)とは、各ジャンルで活躍する女性作家の集まり。網のように広がる交遊関係、フランス語で友だちという単語(amie)、全国各地のメンバーがインターネットで意見交換をしながら、一冊のアンソロジーを編むというところから名付けられた。アンソロジー企画第五弾は、十三人の豪華ゲストを迎え、二十五編の書下ろしショートショートをお届け!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
185
楽しみなアミの会(仮)の最新刊。25人の作家陣によるショートショート・アンソロジー!ショートショートと云う割に読むのに時間を要した。好みは以鳥さん、矢崎さん、芦沢さん、新津さん、丸山さん、福田さん・・怪と謳うだけあって不思議や妖しい25話だった。ざわっとしたりひやっとしたりで、もうお腹いっぱい、胸いっぱいです。アミの会(仮)次はどんなのを読ませてくれるのだろう。そして、(仮)はいつ取れるのだろう。2018/05/01
モルク
114
女流作家の集まりアミの会に13人のゲストを加え25人によるショートショートアンソロジー。「怪」というテーマとなると必然的に似た話も出てくるが、そこはまあご愛嬌ということで。でも、ショートショートのせいなのか今までの「捨てる」に始まるアンソロジーシリーズよりもインパクトが少ないように感じる。25人もいると、どうしても好きな作家さんに目がいってしまうが、初読み作家さんとの出会いもアンソロジーならではの楽しみである。2019/03/25
ダイ@2019.11.2~一時休止
99
ショートショートはそんなに好きではないので回避していたけど、図書館の棚で見かけたんで読んでみた。一番良かったのは新津さんでした。2019/08/29
ちーたん
88
★★★★☆【アミの会25名+🐶のアンソロジー】テーマは〈怪〉。ゾワゾワする粒揃いのSSが詰まった短編で面白かった!印象的なのは松村比呂美さんの『霊径』引っ越し先で深夜2時に起こる怪奇現象。冷蔵庫へ向かうこの世の者でない人々?◆私にも恐怖体験がある。深夜2時。所用で外に出た時の事。向かう先に女性の姿が。ゆっくりこちらへ歩を進める女性の顔は霧が立ち込め、ハッキリと掴めない。異様で目が離せなかった。距離は近づく。徐々に…徐々に…。ある瞬間、戦慄が走る!…私は一目散で逃げ帰った。「…(私の顔を)見て」(了)2020/05/04
hundredpink
84
近藤史恵氏の「記憶」がヤバイ2021/12/21
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- 和書
- ずっと、そこにいるよ。