光文社文庫 光文社時代小説文庫
秋霖やまず―吉原裏同心抄〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334776138
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



佐伯泰英[サエキ ヤスヒデ]
著・文・その他

内容説明

浅草御蔵前で、亡き先代伊勢亀に代わる札差の新筆頭行司がなかなか決まらない。父の跡を継いでの就任を固辞する伊勢亀の当代半右衛門の元に、不可解な企てとも取れる文が届き、幹次郎は危ぶむ。巨額の富と莫大な権力を手にする筆頭行司の座を巡り、長い秋雨にけぶる吉原の町にも陰謀が蠢き始め、狙われる西河岸の桜季、そしてついに―。大人気シリーズ第三弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計5000万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

120
吉原裏同心抄「秋霖やまず」3巻。柘榴の家の離れにうすずみ庵が完成、汀女と麻の手のひらでもて遊ばれいるような幹次郎さん、一歩外に出ると凄腕の吉原裏同心、郭の中でも信頼され、外に出ても札差の後見人等々、増々円熟味が増しますね。2018/06/09

KAZOO

113
佐伯泰英さんの吉原裏同心の新シリーズになったようでまだしばらく続きそうな感じです。「酔いどれ小籐次」と同じようです。今回は札差の筆頭行司にかかわる陰謀めいた話と花魁から民間の一女子になった副主人公とその花魁の禿だった女の子の話が続きます。いつもながら楽しませてくれます。2018/03/21

優希

40
様々な陰謀が秋雨と共に降りそそいでいるようでした。2023/11/17

はにこ

32
筆頭行司の跡目争い。伊勢亀8代目からの相談。そして吉原内では桜季があちらこちらから狙われ始める。幹どのは今回も忙しい。桜季が改心したところで再び価値は上がるのかなぁ。ちょっと疑問。うすずみ庵が完成。微妙な三人暮らしにも変化があるかしら。2021/06/17

29
相変わらず忙しい人だ。でも、人を幸せにするにはこの位やらなきゃダメなんだろうな2018/09/13

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