光文社文庫
戦場の聖歌(カンタータ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334775612
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

著者が自らの戦争体験と作家としての経験全てをかけて、戦争の非人間性と不条理を訴える渾身作

内容説明

太平洋戦争開戦前夜、持永大志は両親の反対を押し切り満州に渡る。哈爾浜で学ぶうちに四人の仲間と出会い、友情を深める。が、戦争が彼らの青春の夢と未来を引き裂いた。召集され七三一部隊に配属された大志は仲間の一人・林国栄と再会を果たすが、悲劇が二人を襲う。世界各地に散った仲間たちもそれぞれの戦争を背負っていた。戦争の非人間性を訴える渾身の長編小説。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には日本ミステリー文庫大賞、’11年には吉川英治文学賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍。近年は創始した写真俳句も話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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