出版社内容情報
成果至上主義の新任部長を相手に証券マンとして力を発揮する男の物語。現役証券マンが書いた「リアルお仕事小説」。
内容説明
木下勇介に第二子が誕生したその日、勤務先の証券会社が業界大手に買収された。妻が退院するまでの間、長男の世話に追われる勇介に、過酷な必達ノルマが課せられる。残された猶予は一週間!成果至上主義の新任部長を相手に、勇介は証券マンとしてどれだけの力を発揮できるのか!?現役証券マンにして、二児の父である著者が描く、リアルお仕事小説!
著者等紹介
町田哲也[マチダテツヤ]
1973年生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中の’97年に「我が家のできごと」で新潮学生小説コンクール奨励賞を受賞。大手証券会社勤務。債券ディーラーを主人公に据えた『ナイスディール』(2014年、きんざい)で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きよりん
6
出産時に両親や身内の助けがないと、父親はこんなに大変な目にあう、というのがわかりました。私的には、お金に余裕があるのなら、ベビーシッターを雇うのがベストと思います。特に仕事が緊急時の時は。 仕事の話しはさすがにリアル感がありました。2017/11/14
よし
2
うーん…。山浦部長厳しいなぁ…。 逮捕寸前かな…。 話も出来すぎ。2018/02/04
支祇
1
美談、という感じで終わってしまっているけど、こういう働き方ではいけないんだよなとつくづく思う。パワハラの言いなりになってしまっている内容だし、これからの社会には求められていない作品かな。2019/04/06
kinghaya
1
★ 予想していた内容ではないけど、楽しめた。働くとは何か、生きるとは何か、が一瞬垣間見えるような気がした。2017/10/28