出版社内容情報
「公安捜査」「捌き屋」などのヒットで知られる著者のナンバーワン超人気シリーズ「CIRO」の6年ぶり第3弾。
内容説明
CIRO―内閣情報調査室の香月喬は、総理大臣周辺の金銭疑惑調査を命じられる。疑惑の火元はカジノ議員連盟。香月は過去にカジノ事案を担当した警視庁捜査一課の鹿取信介警部補と接触。そんななかフリーライターの死体が発見される。スクープを追っていたライターの死から浮かんできたカジノを巡る疑惑とは…。六年半ぶりとなる著者渾身のシリーズ第三弾。
著者等紹介
浜田文人[ハマダフミヒト]
1949年生まれ。関西大学法学部卒。2000年、『公安捜査』(ハルキ文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ〜
6
総理大臣周辺の金銭疑惑調査を命じられた香月。疑惑の中心にカジノ議員連盟があると気づいた香月は、過去にカジノ事案を担当した警視庁捜査一課の鹿取警部補に接触する。そんな中でフリーライターの死体が発見され、鹿取は捜査本部に加わることに。被害者は政治家のスキャンダルネタを得意としていたが、今回狙っていたのはカジノをめぐる利権だった…! 今作は前2作よりも読みやすかった(笑)IR法案やカジノ誘致、学校法人に対する総理大臣の口利きや都知事選挙など、現実に世間を騒がた問題も取り上げられていましたけど(^_^;)2017/10/17
たっちゃん
4
香月喬という人に興味を持って、シリーズ3を読み返して内容を見ていくより背景にある夫婦と息子に非常に興味が湧いた。2018/02/06
こいきんぐ
2
初めて本読んで嬉しくなった。もはや主役は誰かわからんが、面白いとかではなく読めてよかった。続きが出るなら早く出して欲しい。2017/08/23
ゆーたろー
1
シリーズ第3段。と言っても久々すぎて前作までの内容を全く思い出せないけどね(^_^;)内閣情報調査室の香月が総理大臣の金銭疑惑に関する調査をしていたところ、フリーライターの遺体が発見される。そのライターが追っていたのはカジノ法案をめぐる疑惑。はたして両者に関連はあるのか・・という話。いろいろとストーリーを複雑にしようとして、若干纏まりがなくなってしまった感じ。アウトローな刑事の香取警部補との連携も面白い。けど、この時代にこれだけ煙草をスパスパ吸う作品ってのも、なかなかないよね。映像化は難しいかも(^_-)2017/08/22
うーたんパパ
0
★★★2017/10/12