出版社内容情報
福原俊彦[フクハラ トシヒコ]
著・文・その他
内容説明
世は元禄。公儀の手先「影廻衆」として密命を果たす旗本高鳥家の三男坊・三郎太は、ある夜、商人が犬に襲われているところに居合わせた。三郎太は柳生新陰流の豪剣で商人を救うが、背後に何者かの策謀があることに気づく。不仲の犬小屋奉行・斗真とともに、謀略を仕掛ける黒幕を追う!赤穂浪士も登場する贅沢な一冊。注目の著者、光文社文庫デビュー作品。
著者等紹介
福原俊彦[フクハラトシヒコ]
1977年、東京生まれ。榎本秋の別名で文芸評論家・歴史作家として多数の本を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
95
隠密旗本シリーズの1作目。 2018.02発行。字の大きさは…中。 三河以来の徳川家譜代・高鳥一族は、3代将軍家光の時に幕閣に苦言を繰り返した為に無役に落とされ、出世の望みを絶たれた。 その高鳥一族の分家一千石の3男坊である高鳥三郎太は、老中・阿部豊後守と側用人・松平右京太夫輝貞により作られた影廻衆に加わるり、5代将軍・徳川綱吉のご政道に盾突く者たちの悪事を、輝貞の指示により暴いて行きます。 福原俊彦さんの本を読むのは始めてです。 この物語は、そんなに面白いものではないです。次作を読むか考えさせられます。2019/11/27