出版社内容情報
藤原緋沙子[フジワラ ヒサコ]
内容説明
縁切り寺の慶光寺に、白粉屋「紅屋」のおかみ、お新がやってきた。夫の先妻の幽霊が出ることに悩んでの駆け込みだったが、不審を抱いた慶光寺御用宿「橘屋」の雇われ人・塙十四郎が紅屋を調べると、浮き上がってきたのは完全に崩壊した家族の姿だった―。慶光寺の寺役人で十四郎の幼馴染みでもある近藤金五のちょっとせつない恋物語も入った充実のシリーズ第四弾。
著者等紹介
藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。2002年、「隅田川御用帳」シリーズで小説家デビュー。’13年、「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hnzwd
11
第4弾。金五に文吉、ごん太とキャラも充実。最後は定番時代劇。2023/08/23
シトラス
3
金吾に再び愛しい人ができて良かった。 頑張っている彼にも、寄り添える人ができたのは嬉しいことだ。 でも、まだ十四郎には一人で頑張ってもらいたい。 その方が面白くなりそうだから。2019/04/27
こけこ
2
お登勢と十四郎の関係はどうなるのだろう?4巻から読み始めてしまったので、1巻から読みたい。勧善懲悪で気分爽快。2025/01/14
ゆきむすめ
2
シリーズものの第4巻目。前の3巻を読んでいないが、さらりと読めた。情景もすんなりと浮かびどんどん読み進めることができた。機会があれば前3巻も読んでみようと思う。2016/10/17