光文社文庫<br> 問題物件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334773182
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



大倉崇裕[オオクラ タカヒロ]

内容説明

大島不動産販売に入社した若宮恵美子は、前社長の遺児で難病に苦しむ大島雅弘の世話係となるも、突然異動を命じられる。そこは現社長の高丸が、雅弘を追い落とそうと画策して新設した、クレーム対応専門部署だった。途方に暮れる恵美子の前に、探偵を名乗る男、犬頭光太郎が現れて…。次々押しつけられる難題を、破天荒に解決するユーモアミステリーの傑作!

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。’97年「三人目の幽霊」が第4回創元推理短編賞佳作となる。’98年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

90
先に読了した幽霊を題材にした刑事ものはいただけなかったが…今回はアタリ。主人公をサポートする謎の探偵の超人ぶりも説明過多にせず在るものとして良い意味で読者を置き去りにして謎は謎のままなところが良い。それでいて毎回遭遇する事案の解決はちゃんとミステリーとして紐解いていく、そのバランスが物語としての面白味を醸し出しているように思える。犬太くんがんばる!2017/06/07

aquamarine

78
基本は不動産販売会社で目を付けられた女子社員恵美子がクレーム係に配属になるが、超人的な探偵が現れて彼女を助け解決に導く連作短編集、なのですが、実際は女子社員は難病の社長の遺児の世話がお仕事で、派閥争いから異動、という背景があります。遺児の雅弘のために恵美子は頑張るわけですが今の段階ではこの背景が勿体ないです。私は嫌いではないですが、探偵の犬頭が本当に超人なので問題は瞬く間に真相を明らかにされ、このスピード感を楽しめるかどうかで好みが分かれる気がします。三人の今後が気になるので続編も読んでみます。 2016/10/19

takaC

77
あらら、すっかり覚えていなかったけど第5話「誰もいない部屋」の終わりで恵美子さんはすでにグランデールまで行っていたのね。続編がいきなりアリゾナから始まってもビックリすることなかったんだね。しくじった。巻末にあった大倉崇裕著作リストで数えたら未読は0みたい。いつの間に!?2016/09/30

Rin

67
ありえない。都合がよすぎる。そう思いつつも、そんなの気にならなくなるテンポのよさ。犬頭さん摩訶不思議な存在感と力で、様々な問題物件の真相が明らかにされていく。そして、不運としかいえない状況に陥ってしまった主人公の恵美子さんも、ちょっとずつ強くなっている。複雑な問題も犬頭さんの、気合のパワーと押しの強さで、あっという間に紐解かれていくし、えっそんなことも出来ちゃうの?という力に対する恵美子さんの順能力も面白い。軽く読める文体と物件問題はイメージしやすいので、さらさらと読み進められる本でした。2017/05/24

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

53
タイトルにひかれて。本書は、大手不動産会社に勤める恵美子が、次々と持ちこまれる問題のある物件を、犬頭という探偵を名乗る奇妙な男と解決する連作短編集。いずれも、住人が居座る部屋、自殺者が続く部屋、ごみ屋敷、ポルターガイストの部屋など、解決するのが難しいものばかり。そこを、犬頭が、それらの裏側を探り、意外な真相をあばきだす。犬頭が指先一つで人間を金縛りにしたり、スマホのロックも気合いで解除したりと、人間離れした能力を発揮するのが痛快。続編があるようなのでそちらも読んでみたい。テンポよくさらさらっと読める1冊。2022/03/27

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