出版社内容情報
井川香四郎[イカワ コウシロウ]
内容説明
乾聖四郎の許に、かつて共に庖丁人の修業をした貞吉が訪れる。五年前に借りた金に多額の利子を付けて返した貞吉は、聖四郎を怨んでいると告げた。貞吉は庖丁の道を捨て呉服問屋を営んでいたが、短期間でのし上がった裏に、密かに阿片を扱っているという噂が。旧友のため、聖四郎は探索を始めるが…(表題作)。備前宝楽流の庖丁人・聖四郎が悪を斬る、シリーズ第二弾!
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
123
おっとり聖四郎事件控「情けの露」2巻。タイトルはおっとり聖四郎さんですが、備前宝楽流の包丁人であり、剣も凄腕短編でもあるので展開も早く楽しく面白く読むことができますね。2016/08/14
あいちょ。
2
図書館。 2作目。2021/07/02
Suzu
0
おっとり聖四郎シリーズ第2弾。主人公が包丁人なのがあまり意味ないような話の展開。第2話一粒の銀の清兵衛、第3話かんざし閻魔秘帖のお紺、第4話情けの露の貞吉と悲しく空しい人生になってしまった話が切ない。そして次巻を読む。2019/11/04