光文社文庫<br> クリーピースクリーチ

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光文社文庫
クリーピースクリーチ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334772673
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2016年6月に映画公開の『クリーピー』。その続編にあたる作品。恐怖は未だ終わっていなかった!

内容説明

琉北大学の職員・島本龍也は、学生の御園百合菜から指導教授のセクハラの相談を受けた。だが百合菜は、大学内の女子トイレで惨殺死体となって発見される。しかも事件は、獣のような金切り声を現場に残す女子学生連続殺人へと発展していった。かつて猟奇殺人事件を解決した琉北大学教授の高倉孝一もまた、事件の渦中に巻き込まれていく。日常に潜む闇の恐怖が忍び寄る!

著者等紹介

前川裕[マエカワユタカ]
1951年東京生まれ。一橋大学法学部卒。東京大学大学院(比較文学比較文化専門課程)修了。スタンフォード大学客員教授などを経て、法政大学国際文化学部教授。専門は比較文学、アメリカ文学。『クリーピー』が第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家としてデビュー。『2013年版このミステリーがすごい!』では「新人賞ベストテン(茶木則雄・選)」で第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

🐾Yoko Omoto🐾

168
「総じて面白い割にどこか突っ込みどころが残る」という、前作“クリーピー”と似たような印象に留まるも、一気読みさせる勢いは前作同様。。猟奇的連続殺人というモチーフを使った不気味さの演出は巧く、予想を裏切る展開もアリだ。だが、その裏切りが「えっ!?そうなるの!?」と、どこか重心がずれていくような違和感が拭えず。異常心理者の正体を突き止める高倉の見解を最後のみに留めたことでどうにも真相に後付け感が拭えない。物語後半の“島本”の心理状態は非常に面白く読めたのだが、前半の女性に対する妙に邪な感情には嫌悪感が残った。2016/04/25

nobby

116
何だか平坦な作品。前作での強烈な一言の印象と、クリーピー(ゾッとする)スクリーチ(鋭い叫び声)から期待高く読むと、かなり拍子抜けしてしまう。ゼミ担当教授からのセクハラを訴える女子大生に始まる大学構内での連続殺人。その現場では必ず猿が鳴く様な奇声が聞かれていて…うーん、思い起こして全部が中途半端で惜しい。語り手となる島本の容姿への劣等感や卑猥な目線描写と、容姿端麗でいて軽薄な面々との対比など、意図的な思惑の暴走を感じる…真犯人の動機が唐突に放り込まれたり、何より肝心な“スクリーチ”の正体が凡庸なのが残念。2017/09/24

のり

95
大学内で教授からのセクハラを訴えていた女子学生が校内で殺害された。相談を受けていた職員の「島本」と「唯」は教授を疑うが、次々と女生徒が命を奪われていく。大学には前作の高倉教授が赴任していた。連続猟奇的犯人の動機も不明。警察の捜査も進展なし。島本と唯の関係にも不穏な空気が…悪意漂う校内での負の連鎖を絶ちきるのは生半可ではない。2019/08/17

H!deking

93
クリーピーの続編。とはいえ前作とのつながりはあまりないので前作忘れてても普通に楽しめました。これもすぐに忘れそうだけどw面白くないことはないんだけど、ちょっと動機が弱いかなって思ったのと、全体的にあっさりしてるように感じました。もっとドロドロのぐちゃぐちゃが好みですwまあでもこれはこれで良かったかなという感じ。2019/06/21

モルク

92
島本の勤務する日野市の琉北大学で、指導教授のセクハラを相談していた女子学生が校内トイレで惨殺され、そこには獣のような金切り声が響き渡っていた。そして次々と文学部の女子学生が同様の手口で殺される。島本は次第にその渦中に巻き込まれていく。前作の高倉教授は脇役にまわるが、彼と彼の妻が後半重要な役割を果す。連続殺人の動機が今一歩弱い。またそれに乗っかる新たな殺人も安易な感じ。全体的にあっさりしているが、最初の島本の印象ががらりと変わり粘着質で気味が悪い。前作とあまり繋がりがないので、前作を読んでなくともOK。2020/03/11

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