光文社文庫<br> 混声の森〈下〉―松本清張プレミアム・ミステリー

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光文社文庫
混声の森〈下〉―松本清張プレミアム・ミステリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334769994
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

学園経営権をめぐる激しい攻防の果て、遂に緊急理事会は招集された……。

内容説明

大島理事長と事務員・秋山千鶴子の関係を訴える投書を腹心の鈴木事務局長に偽造させ、新学長招聘も画策する謙一。一方、大島は謙一を懐柔すべく料亭に接待した。しかし席上、話は意外な展開を見、二人は互いの牙をむき出しに。謙一の解任を画策する大島。乱れ飛ぶ怪文書。学園経営権をめぐる激しい攻防の果て、遂に緊急理事会は招集された。教育界の腐敗をつく問題作!

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年北九州市生まれ。給仕、印刷工などの職業を経て、朝日新聞西部本社に入社。懸賞小説に応募入選した「西郷札」が直木賞候補となり、’53年に「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。’58年に刊行された『点と線』は、推理小説界に「社会派」の新風を呼び、空前の松本清張ブームを招来した。’92年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei302

57
「混声」がタイトルに入っているから、最後は女子大が共学に変わるのかと思っていた。違ったようで。新学長が人事権のことを再度、念押しした辺りで、これは、クビになるなと予想した。謙一、脇が甘い。1967年新聞連載。古さを感じた。2022/07/28

竹園和明

44
学園における理事長と専務理事の権力争い。ありふれたテーマではあるが、昭和40年代を舞台に書かれた本作は、“THE松本清張”の世界。非常に面白い。理事長追放を目論む専務理事は腹心の理事を用意周到に味方に付け理事長と事務員との関係を暴露。一方の理事長は経理処理の杜撰さをネタに専務理事解任を理事会の場で諮る。激突は二の矢三の矢も飛び交う展開へ。地位と女と金に眩み、相手を蹴落とさんと躍起になる両者。強欲人間の醜さがとことん描かれる。さすが松本清張。この分野において氏と比肩される作家は未だ登場していない。2022/04/18

Book Lover Mr.Garakuta

14
図書館本再読:苦手分野だけど、読み返してみれば割と面白かった。2021/02/13

ランラン

9
最後の理事長と学長の場面は思わず息が止まるほど面白かった。そこまでの学長の老衰の様子が描かれがお飾り的な存在であることを醸し出して、最後いきなりラストの場面。あっけにとられた理事長。見事な構成。2021/09/06

Book Lover Mr.Garakuta

9
速読の連取:ミステリーは少々苦手だ。2019/05/11

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