内容説明
御広敷用人として将軍吉宗の寵姫・竹姫を担当する水城聡四郎は、竹姫を襲い怪我を負い養生していた女忍の袖に突然、襲われる。一方、これまで大奥の主となってきた天英院の企てた茶会の罠を将軍吉宗の助けで乗り切った竹姫に、新たな罠が仕掛けられた。それに対して、竹姫を護るために聡四郎が打った「秘策」とは―。ますます好調のシリーズ、手に汗握る第七弾。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業、歯科医師。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
74
御広敷用人 大奥記録「操の護り」7巻。竹姫、天英院の企てにも動ぜず聡明、清々しいですね。いよいよ吉宗大奥攻めを、聡四朗さん大変ですね。2019/09/23
ねむねむあくび♪
63
図書館本。ハマってます😆テンポが良くてどんどん夢中になってしまう🥰早く続きが届いて欲しい😆2021/09/07
いつでも母さん
15
シリーズ7巻目。やっと・・やっと物語が動き始めた感がする。ドンドンとのめり込み一気に読了。今までよりも説明が減った気がしてスッキリと読み進めたのは私だけかな(笑)吉宗が全てを見抜きすぎ・・袖が玄馬と一緒になれますように・・紅が産まれた子を連れて竹姫と逢えますように・・そんな事を願わずにいられなかったよ。お師匠様、カッコイイ。上田先生、早く8巻目を。2015/01/18
ジュール リブレ
11
7冊目。吉宗のなんでもお見通しの姿は印象的。今回の敵役の策は、少し安易で幼稚でしたが。続く。2015/11/29
うさこ@タッタカタ
10
茶会から大奥のいやらしさマックス。楽しいねえ。2020/05/02