内容説明
南町奉行所定町廻り同心をやめ、いまでは船頭として生計を立てる沢村伝次郎。世話になった先輩同心・酒井彦九郎が殺害され、真相を突き止めるべく下手人捜しに奔走するが、彦九郎の周りにいた小者たちが次々に殺害される。いったい下手人の思惑とは何か―。そしてついに、真相が浮かび上がってきたとき、伝次郎に凶刃が襲い掛かる。爽快感満載のシリーズ第十一弾。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、’94年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
115
剣客船頭「死闘向島」11巻。今回から新しい武器登場「仕込棹」、今後も出して欲しいと思います、痛快で面白く読み了。2015/01/28
Ishiko
2
前巻からの事件の解決編。「死闘」と言える程の緊迫感は無かった。2015/09/24
kikimimi86
0
☆32017/09/24
犀門
0
#072★★★★☆好きなシリーズなので新刊発売には注意していたつもりが…8~10巻を見逃してしまいいきなり11巻を読む羽目に。ショック。しかし内容は期待を裏切らずに面白く読了。さぁ、飛ばしてしまった3巻を何処かの図書館で探さねば。2015/04/03
ひさか
0
2015年1月刊。文庫書下ろし。シリーズ11作め。前巻で起こった同心殺人事件を今回は、最初から最後まで扱っています。しかし、小振りな展開で、あまり楽しめませんでした。解決を待った甲斐がないです。2015/03/31