内容説明
下条有紀子が何者かに拉致された。恋人の矢口が「仕掛けたのはそっちだ」と脅迫電話を受けた。犯人を探るため、矢口はフランスへ飛ぶ。有紀子との出会いの場となったパリ。そこで彼は、有紀子と同郷の男の存在を突き止める。その男はいま、日本で怪しげな情報屋として暗躍していた。矢口は有紀子を救い出すことが出来るのか!?犯人からの謎めいた言葉の真相とは!?
著者等紹介
勝目梓[カツメアズサ]
1932年東京生まれ。様々な職業に就きながら同人誌「文藝首都」同人となり、小説を発表。’74年「寝台の方舟」で小説現代新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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