内容説明
「ぶたぶた」シリーズの名物店が、再び登場!とびきりの朝食を提供するカフェ「こむぎ」。秘密をひとつ話さなければいけない不思議な会員制の喫茶店。町の和風居酒屋「きぬた」。そして今回、新たに築地のお寿司屋さんとしても、ぶたぶたが大活躍!山崎ぶたぶたは、今日もどこかであなたのために、料理の腕を振るっています。すこぶる美味しい、短編コレクション。
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
166
ぶたぶたその20。短編集。今回は食べ物屋のスピンオフなんだけど何作かは未読。どの話もおいしそうなものが出てくるが、おいしいの経験値が一番好き。2014/12/19
AKIKO-WILL
142
今回は、スピンオフ集とは読むまで知らなかった!色んなぶたぶたさんが出てきます。またあのカフェのぶたぶたさんにも会えるとは!居酒屋兼定食屋さんのぶたぶたさんもステキ。こんな店があったら毎日お弁当注文したい。月一回の料理教室も参加したいな。そして、表紙の寿司屋のぶたぶたさんも。面白いからサクサク読める。ぶたぶたさんシリーズはたくさんあるから嬉しいです。2016/06/23
小梅
133
ぶたぶたシリーズ。「こむぎ」のモーニングが食べたい!「きぬた」のお弁当が食べたい!ぶたぶたさんが作ってくれた料理が食べたい!2019/08/24
冴子
131
ぶたぶたさんがそれぞれ料理人に扮する4つの物語。どうしても朝起きられない社会人1年生の青年が出会う朝食のおいしいカフェ。会員制の喫茶店のお菓子作りの上手なバリスタ。昼食のお弁当を出す居酒屋。そして公園で倒れている寿司職人。あ~私も出会ってみたい、ぶたぶたさんに。優しくて暖かいぶたぶたさんのお料理食べてみたい。フレンチトーストを久しぶりに食べたくなったな。チラシ寿司も私が作るのとはちょっと違うのかな。飾り巻きなんて作ったことないし。ホントにいつ読んでも心が暖かくなるシリーズです。2016/04/20
美登利
106
シリーズものは全巻揃えて。なるべく順番通りに読んでいたのですが、最近適当になってしまい(笑)なぜこのタイトルがおかわり!なのかわからなかった。幾つかは知ってるお店が出てきたけれど。ぶたぶたさんと出会う人々はだいたいがプチブラックな悩みを抱えてる人が多いのは定番。味覚オンチの女性の話はどうなることだろうか?旦那様とは仲直りできたけど実家のご家族は大丈夫かしら。そんなこところが今回は気になってしまいました。短編だから結末がはっきりしないのでそのせいかな。だけどぶたぶたさんはいつもと変わらないのが嬉しいです。2018/07/12