光文社文庫<br> ココロ・ファインダ

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光文社文庫
ココロ・ファインダ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334767969
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

高校の写真部に在籍する四人の少女、ミラ、カオリ、秋穂、シズ。それぞれの目線=ファインダーで世界を覗く彼女たちには、心の奥に隠した悩みや葛藤があった。相手のファインダーから自分はどう見えるの?写真には本当の姿が写るの?―繊細な思いに惑う彼女たちの前に、写真に纏わる四つの謎が現れる。謎を解くことで成長する少女たちの青春を、瑞々しく描く。

著者等紹介

相沢沙呼[アイザワサコ]
1983年埼玉県生まれ。2009年、『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

184
とっても素敵な連作短編集♡プリズムの煌めきのようにキラキラしていて澄んだ空気を感じる*相沢沙呼さんの作品を読むのは2作目ですが女子高生を描かれるのがとても繊細で瑞々しく素晴らしい♪高校の写真部に在籍する4人の少女達のお話。3章、4章で泣いてしまいました。コンプレックス、過去の記憶、悩み等出てきますが生々し過ぎず、サラッと描かれていて、あとがきで坂木司さんも言われてますが、さじ加減が上手い*文章も心地良く、心理描写も丁寧で色々な気持ちもわかる。少女達のファインダー越しの美しい世界*読後感もよくとても大好き♡2017/11/06

mocha

107
〈部活本〉写真部の女子高生4人を主人公とした連作短編。小さな日常ミステリーを絡めながら、少女たちの胸のうちを描き出す。コンプレックスや将来への不安、クラス内での立ち位置など女子高生につきもののテーマだけれど、あまり痛々しくなり過ぎないのが良い。写真に関する専門的な記述も多く、それぞれが手にするカメラの違いが個性を表しているあたり相沢さんのセンスが感じられる。坂木司さんの解説がとても良かった。2017/04/21

ベイマックス

96
写真部員4人の女子高生のお話し。4つの章で構成されていて、各章ごとに4人それぞれの視点に変わる。相沢氏の高校生の物語にしては珍しく、驚愕だけど話の軸になるような男子高校生が登場しない。謎解きというよりは、女子高生の学校・友人・家族・進路などの悩みって感じかな。現役女子高生が読んだら、どんな感想を抱くのか聞いてみたいな。頷けるのか、否定的な感想になるのか。2021/01/27

ソラ

72
写真部に所属する4人の少女たちのそれぞれの目線から描かれた短編集。どれもよかったけど、カオリの話かなぁ。それを読んでからのシズの話も好きだな。最初のを読んだときはシズはあんまりだったんだけど、だんだんとね2014/10/17

おかむー

58
光がはらはらと舞い落ちるようなカバーイラストのイメージどおりの情景描写と、それに反して重く昏く惑う女子高生の心理描写。相反するふたつのバランスは総じて重いものが優ってしまう読後感となり少々残念。『もうすこしです』。写真部に所属するミラ、秋穂、カオリ、シズそれぞれを主人公にした4章の物語は、それぞれ最後には相応の答えを得るのだけれど、今のコンプレックス、過去の傷、未来への迷いに終始してしまって楽しめる要素が見られない。ブンガク的といってしまえばそうなのかもしれないが、楽しむために読書をする俺には合わないなぁ2014/10/19

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