内容説明
父である大目付の常磐豊後守秀信から珍しく伊豆の遍路旅に誘われた夏目影二郎。あてどもなく遍路を続ける影二郎たちの前に「闇の刺客」が突如現われた。刺客との闘いを続けながらも、父・秀信が影二郎と目指した伊豆の「最終目的地」とはいったいどこか。そして、彼らを待っていたとんでもない人物とは―。息を呑む展開に衝撃のラスト。決定版シリーズ第十二弾。長編時代小説。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。大学卒業後、闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計4000万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
87
親子そろっての伊豆への遍路旅に出かけます。実はその目的は別のところにあったのですが、それを鳥居陽蔵がかぎつけ、妖怪が妖怪を使ってということで笑ってしまうような話です。コミックが合うのかもしれません。先日読んだ本が思い出されて日本版ジェームズ・ロリンズの世界のような感じでした。国定忠治も出張ってきています。2018/06/29
かいちゃん
27
かっこいいんだよ、夏目の旅をまだ見ていたんですよ。でもまぁなんかネタが尽きてきた感もあるなぁー。金さんも忠治も蝮もかっこいいわ。2021/05/24
Syo
11
これまた2025/05/21
yasu7777
2
★★★☆☆2019/05/16
マスオ
2
あと3冊。目的はともあれ主人公が父と旅をできたことはよかったのでは。2014/08/14
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- 和書
- 条文の読み方 (第2版)