内容説明
風光明媚な上高地の入口・大正池で撲殺死体が発見された。所持品から遺体の身元は、有馬温泉のホテルに勤める朝川翔吾と判明した。だが彼は16年前の阪神・淡路大震災の翌日から行方がわからなくなっていたという。あの日、神戸でなにがあったのか?その後の朝川の人生とは?安曇野署の刑事・道原伝吉が、家族も故郷も捨てた男の秘められた哀しい過去を追う!
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。1980年に、短編「九月の渓で」で、第3回「小説宝石」エンタテインメント小説大賞を受賞してデビュー。人気のシリーズ・キャラクターを生み出し、山岳ミステリーの第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鍵ちゃん
20
風光明媚な上高地の入口・大正池で撲殺死体が発見された。所持品から遺体の身元は、有馬温泉のホテルに勤める朝川翔吾と判明した。だが彼は16年前の阪神・淡路大震災の翌日から行方がわからなくなっていたという。ある日、神戸で何があったのか?その後の朝川の人生とは?安曇野署の刑事・道原伝吉が、家族も故郷も捨てた男の秘められた哀しい過去を追う。2時間物のサスペンスドラマ観ているようです。ただ、人物が多く分かりづらいところがあった。そして殺人の原因が浅いな。まあ有馬温泉に行きたくなったけどね。2021/10/23
紫陽花
7
ん〜 なんかだなぁ。2017/03/28
mercury
1
阪神淡路大震災をきっかけに事件に巻き込まれた被害者の謎を道原刑事がこつこつと解き明かしてゆく。地味だけどいろいろ考えさせる。ただ、最後の方はかなり駆け足で被害者が最後まで隠れていた理由、あまりの様々な偶然に納得いかないところもあった。2014/08/27
Mark
0
阪神大震災を絡めたご当地もの。知っている地名が出てくるので読みやすい。魚屋道や金鳥山が出てくるあたりはよく取材していると思った。最後の謎解きは少し急ぎすぎで、もう少しひねりが欲しかった。2015/12/19
アキ
0
2時間ドラマっぽい。特に頭を使うわけでもなく…、どういう読者層が読む本なのかが気になる。2015/02/04
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