内容説明
幕府の練兵場から演習の最中、鉄砲十挺と設計図が盗まれた。大目付の父・常磐秀信から命を受けた夏目影二郎が探索に乗り出すと、事件の背後には西洋嫌いの目付・鳥居耀蔵、はたまた盟友・国定忠治の影がちらつく。ようやく真相をつかみかけた影二郎に、悲劇が襲いかかる。ますます絶好調の「狩りシリーズ」決定版、意表を突く第八弾。巻末に佐伯泰英外伝を特別収録。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。大学卒業後、闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計4000万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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